
体が硬くて痒いところに手が一切届かないダチンです。その昔、幼稚園の先生が両親に
「こんなに体が硬い園児は見たことがありません…!」
と戦慄きつつ報告してたのをふと思い出したよ。
「こんなに粘土工作が巧い園児を見たことがありません…!」
とも言われたなー。一人で黙々と謎のオブジェ組み立ててたら。大人になってから立体はてんでダメになっちゃったけど。ハロー日曜の日本。
えーっと完全に今更なんですが6月13日に札幌ベッシーホールにて大好きなTheMirrazと
TheTelephonesが「ゼウスツアー」を開催しまして、わたくし誰も誘わずに独りで参加しまして、
(ミイラズ好きな友達がまだ誰ひとりいない!(笑)自分が好きなものに興味ない人と一緒に行くのは
嫌いなんで。気ぃ遣いたくないし。)、忘れないうちにその模様について書きたいと思います。
ゼウスの由来はミイラズボーカルの畠山さん曰く
「ゼウスとは、何かと言いますと、前にテレフォンズとライブした時に、なんか盛り上がったキーワードなんですけど、理由は忘れました。とりあえず神様っぽい感じで、神様がいそうなところを巡る感じです。」
だそうです。大好きなんですけどその感じ。
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まず開場前に並んでたら畠山くんがふつーに入っていくのを遠目に見て、一瞬すげー畠山くんファンの人かと思うが本人だった。入り口でどっち観に来たか聞かれ、電話ズファンに挟まれた状態で「ミイラズ!」と力強く答え、ビックリマンチョコのシールを模した遊び心満載のステッカーをもらい、酒を片手にフロア中央辺りへ。
自分の左手すぐ近くの、階段上のドアからまたふつーに畠山くんが出てきてトイレに行って戻ってくる。なにしろ自由。女がキャーとか言わない、○AWDIESでは考えられない安心感(いや、好きなんですけど)で、またすぐドアからのっそり登場。カイジばりにざわざわする周りと一緒に動向を見てると、床にちょこんと座り込み、階段の手すりの向こうでティッシュで鼻をかみはじめる畠山くん。隣にいた女性の「自由ww檻の中のパンダみたいになってるwww(白黒の変形パーカー着てたので)」発言に笑ってたら目が合う。スタッフさんが呼びに来てライブスタート。
曲が始まる前、ステージ中央に行く途中で畠山くんが少し屈んで目を見ながら指さしてくれた。アンプの上にティッシュ箱を鎮座。動きがおじいちゃん並にゆっくりしてるし、目に生気が感じられないので、今相当具合悪いんじゃ…と心配に。セトリ曖昧だから書かないけど、とりあえずゾンゾンゾンビーズからスタート。初の生演奏にテンションが上がり、1曲目途中にしてフロア中央から2列目左端へ押し出され、モッシュに負けずがんがん踊る。
畠「ミイラズでーす」
客「いえーーーーーい!!!!」
畠「元気だなぁ~…(具合悪そう)」
一曲終わるごとに鼻をかみ、二曲目終わって「疲れたなぁ~」とつぶやき、風邪ひいて熱でもあるんじゃないの??って心配だったけど、演奏中はそんなこと感じさせない迫力があった。床にぼたぼた垂れるほど汗をかいていた。MCは畠山くんのどSっぷり炸裂で笑う。順不同だけど印象に残ってるトークをピックアップ。
畠「北海道は4回目です。4回ともフェリーで来て、4回ともぜんぶ体調崩してるっていう…。(やっぱり具合悪いんだ、と思った。)なんか無いのか?ほかに良い交通手段は。飛行機は耳から血が出ましたからね。あれはダメだ、飛行機は」
客「自転車!」
畠「自転車(笑)あーそれは盲点だったわー完全に。じゃあ今度は自転車で来ます」
客「いったんもめん!」
畠「…え?ごめん、何て言ったのか全然わかんない。日本語わかんないんだ、俺(真顔)」
畠「石毛さんがやたら触ってくるんですよねー。いい体してるね~とか言って、お腹とかすげー触ってくる。だからちょっと、やばいかもしんない。…それくらいですかね。ツアーの思い出といえば」
畠「(いい発音で)サッポロって言ってみて」
サポートメンバーのアディム君「…サポォーロ」
畠「(笑)ブラジル帰れ!」
畠「(急に)なんで眉毛茶色くしたの?」
サポートメンバーのアディムくん「え?合わせた方がいいかなーって(茶色い髪を触る)」
畠「ミイラズに?」
ア「え???」
畠「ミイラズに合わせたの?」
ア「……ミイラズに合わせました!」
畠「はい、今のはブラジルギャグでしたー(適当)」
畠「テレフォンズのために作った、という後付がある曲をやります。ディスコー的な。…ディスコって言ってみて」
ア「ディスコォー」
畠「………。(振っておきながら変な空気を回収せず曲へ)」
畠「夏フェスは呼ばれてないんで、来ません!」
客「ええー!!?」
畠「俺だって来たかったよ!」
客「自力で!!」
畠「自力で…(苦笑)でもまた、いつか来たいと思います」
客「……………」
畠「……え?来ないほうがいいの?(卑屈w)」
だちん「来てほしいー!!(ここばかりは叫んだ)」
畠「いつもテレフォンズが先にやると、もうライブやりたくないくらい、お客さんもダックダクだし、こっちも空気薄いしで、今日は俺らが先にやってます。だから今日はあんまり盛り上げないようにがんばってるんですけど(やや卑屈を感じた)」
だちん「(私的には十分盛り上がってるんですけど)」
思い返すとアディム君いじられっぱなしでおもろかった。畠山くんは一曲終わるごとにジーマかスミノフを飲んでたんだけど、飲みかけのスミノフを急に吐き出すアクシデントも。
畠「…っ!(口に含んだ酒を急に床に吐く)」
客「ええ~…???(笑)」
畠「まっず!なにこれ、超まずくなってる!ゲボの味がする」
客「さっきまで普通に飲んでたやつだよ(笑)」
目の前にいた女の子「ほしいー」
畠「いる??超まずいよ。テンション下がったわー」
みたいな感じで。どの曲も最高かっこよかったけど、やっぱシスターを生で聴けたのが一番嬉しかった。Twitterでどういう思い入れの曲なのか知れたから尚更。「泣いてないで泣いてないで泣いてないで」を泣きそうな表情で歌ってたのが印象的。それとcheck it out!×3の、「ファミリーへの罵声は許しません」でオーディエンスを指差してたのも印象的。ミイラズのラブアンドディスコも超かっこよかった。
他のメンバー去った後、ティッシュの箱を持ってしゃがみこみ、丁寧に汚した床をちゃんと拭いてから「テレフォンズ楽しんでね~」と言い残してステージを降りる礼儀正しい畠山くん。すぐ傍を通ったので無意識に手を伸ばして肩を掴んだ。一瞬。
その後はもう騒ぐ余力もなく、電話ズのメンバーが見るからに善人オーラ発しながらトイレに入るのを見たり、トイレ待ち中石毛さんが壁に顎くっつけてずーっと歌ってるのを見たり、テレフォンズのライブ中に後方で酒飲んでたら畠山くんが着替えて出てきたのに気づいてガン見してたら目が合って暫し見つめあったり、すぐ傍を通って肩が接触したり、車窓ごしにも暫し目が合ったり、でも具合悪そうだからミーハー丸出しで声かける気は起きなかったりらじばんだりでした。なんか見てるだけで良かった。
ラストはミイラズとテレフォンズがステージに上がって大騒ぎ。客に「ゼウスー!」と叫ばせておいて「あはは、バーカ!ゼウスってなんだよ(笑)」と罵倒する石毛さん最高。「札幌がゼウスツアー発祥の地って畠山言ってた?言ってない??あいつツンデレだからなー」にも笑った。最後は全員一列に並んで手をつないでバンザーイ。
電話ズせいじさんの手で畠山くんのDS本体から、畠山くん作のRPGダウンロード。なんの会話も思い浮かばず申し訳なかったけど「セーブできないから気をつけてね。全滅したらやり直しだからw」って親切に対応してくれた。「ありがとうございまーす」とお礼を言って立ち去る。
このゲームがむちゃくちゃな設定なんだけど、アイテムとかステータスがふざけてて超面白くて、ちょいちょいクリアを目指してはいいとこで全滅し、打ちのめされています。
つかビンテージ(武器)が高すぎるよ!いつか大金手に入るイベントでもあるんですか??
畠山くんのどS!(でもそこが好き。笑)
★
まーそんな感じで。
自分のためだけに忘れたくない事を書いてたら長くなりましたが。
誰がなんと言おうとミイラズ最高!!って事でした。
ニューアルバムは9月8日リリースだそうで。超楽しみです。
