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岡田泰徳
ノマドワーカーライフ blog
since 2003.8.21

++from Sapporo Hokkaido Japan++


 ​空を見上げた日


皆さんこんにちは


今日は少し、切ないお話になります





まさかの出来事でした、、、


手稲のスラローム大会

一本目で、娘が怪我をしました。


二年続けて。


転倒しかけたところを踏ん張り、

昨年とは反対側の膝を痛めてしまいました。


嫌な予感がして、急いで下へ向かうと

ゴールでは娘が泣き崩れていて——


「もうスキー辞めたい」


そう言いながら、泣きじゃくっていました


昨年、これまでの人生の中でも

一番と言っていいほど辛いリハビリを乗り越え、

ようやく復帰したシーズン。


あと2つの大会を残すだけというタイミングで

こんな結末になるなんて

正直、誰も想像していなかったと思います。


でも、どこかで

その気持ちが分かってしまう自分もいました。


私自身も、過去にバイクレースで

致命的な怪我を経験し、

2シーズンを棒に振ったことがあります。


正直に言えば——

辞められるなら辞めたかった


日常生活の不便さ、

仕事への影響、そして何より落ちていく気持ち。


夢のために選んだ道だったはずなのに

どこかで自分を責め続けていました。


だからこそ娘の第一声

「パパごめん、またやったかもしれない」


その言葉を聞いたとき

一瞬、声が出ませんでした。


ただ、その小さな身体を抱きしめて


「大丈夫。謝らなくていいんだよ。

今は何も考えなくていい」


そう伝えることしかできませんでした。


スキー場の方にスノーモービルで運んでいただき、

着替えをしている間も、ずっと泣いている姿を見て——


胸が締めつけられる思いでした。


どれだけ努力してきたか

どれだけ自分を追い込んでトレーニングしてきたか。


スキーを最優先にして

この数年を生きてきたことも、

怪我をしてからも気持ちを切らさず

前を向いてきたことも。


一番近くで見てきたからこそ、

その涙の意味は誰よりも分かるつもりです。


前回の阿寒

少しずつスラロームの感覚を取り戻していて、

本人の中でも手応えがあったはず。


だからこそ、攻めた

そしてその結果が、怪我。


「ねぇ、神様って本当にいるの?」


そんな言葉が、ふと頭をよぎり

思わず空を見上げてしまいました。


しばらくは、未来のことを無理に考えず

彼女の「今」に寄り添うことを

大切にしていこうと思います。


アルペンスキーというスポーツが

素晴らしいものであることに変わりはありません


ただ今は、少しだけ距離を置き


ここまで7年間、全力で走り続けてきた

その身体と、心に対して

リスペクトを込めて

少し静かに過ごす時間も必要なのかもしれません。


病院での診察を終えたあと、

前回お世話になったリハビリの担当の方と

笑顔で話している姿もありました。


でも帰宅後、私の部屋で


「よく頑張ってきたね。

もう少し、いい景色を見せてあげたかったな」


そう声をかけたとき——


彼女は、ポロポロと涙をこぼしていました。


その涙を見ながら思ったのは、

ここまで積み重ねてきたものは、

決して消えることはないということ。


時間はかかるかもしれません。

遠回りに感じるかもしれません。


それでも、また歩き出せる日が来るとしたら——

そのときは、きっと今までとは違う景色が見えるはず。


だから今は、無理に前を向かなくていい

ただ、止まらずにいればいい。


そんなふうに思いながら

今日もそっと寄り添っています。


そして最後に。


今シーズン、大会を運営してくださった皆さま

本当にありがとうございました。


また、練習場所のない私たち親子チームを

快く受け入れてくださった皆さま。


いつも声をかけてくださる

他チームのコーチの皆さん。


スタート前、丁寧にサポートしてくださった

HEADのサービスマンの方。


そして、スキー場で出会う仲間たち、

その親御さんの皆さま。


たくさんの方に支えられて

ここまで来ることができました。


こういう時だからこそ、

その存在の大きさを、より強く感じています。


本当に、ありがとうございます。


またお会いする機会がありましたら

よろしくお願いします。