少し離れた所にある上新で

新しい掃除機を購入した。

私に声をかけてくれた

女性店員さんは、先日私が

冷蔵庫を買った時に対応

してくれた人だった。

その店員さんは私のことを

覚えていて、「今度は掃除機が

壊れたのですか!?」と

言っていた。そうなんです。

 

掃除機を手で持って帰ること

にした。私は昔から、家電を

買うと、自分の手で持ち帰る

ことにしている。理由は

いくつかある。①、私が

ケチで配送料を払いたくない

から。②、家電を持ち帰ると

良い運動になって、献血マニア

の私が献血をした時に、

コレステロール値などが下がる

から。③、家電を持ち帰ると

普段あまりないことが起きる

から。

 

私が20代の頃、冷蔵庫を買って

斜めに固定して、自分でガラガラ

と押して家まで持ち帰った

ことがある。その時に、

阪急富田駅の近くでトラック

のお兄さんから、私は旅人だと

誤解されて、「乗せて行って

あげようか?」と言われた

ことがある。今は冷蔵庫を

運ぶほどのパワーはさすがに

残っていない。

 

約3ヶ月前に炬燵を買った時には

コーナンの店員さんから「炬燵を

自分で運んで帰るの!?」と

言われた。炬燵の板がやけに

重くて、少しずつ休みながら

持ち帰っていると、極寒の冬

だったのに、私は汗の滝を流して

いた。近くを通ったおじいさん

から、「よく頑張るね~」と

声をかけてもらえた。

 

そして今回。掃除機はそれほど

大きくなかったので、普通に

持って帰っていると、公園で

飼い主さんがリードを離して

いて、2匹のフレンチブルドッグ

が私の元に来て、物珍しそうに

私のそばに来て止まり、フーフー

と言い始めたので、すごく

かわいかった。フレブル達は、

キョロキョロと辺りを見ながら、

私の掃除機の箱をチラ見して

いた。

 

これからもなるべく家電を

運んで帰ろうと思う。