森田まさのり先生の漫画『ザシス』を
グランドジャンプで読んできて、
先月最終回を迎えていろんなことを
考えた。
私は最近、私生活でいろんな苦難を
抱えていて、あまり時間を取れず
夜に30分ぐらい本を読むのが
楽しみになっている。
メルカリから「1000pが失効
します」という通知が来た。
自分がメルカリのポイントを
持っていることを知らなかった。
失効する前のポイントを使って、
メルカリで中古のザシス1・2巻
を購入した。
グランドジャンプで最終回まで
読んでから、単行本で『ザシス』を
読み直すと、すぐに完読できた。
3巻が出るのが待ち遠しい。
そして森田先生が初めからいろんな
伏線を引いていたことがわかって
きて、面白かった。
最終回について、森田先生は
「解釈が開かれた」結末を
描いたのだと思っている。
この作品を読んだ人によって、
ラストの受け止め方は自由
なのだろう。犯人は本当に
あの人だけだったのだろうか?
あの人がスタンガンを持って
いたとは言え、屈強な男達を
続けざまに殺せるものだろうか?
最終回の最後に見えたのは、
誰の足元だった?私はベタな
解釈をしていて、遥人が生きて
いてあの椅子から走り去り、
最後の復讐を遂行したのだと
思っている。
遥人が亡くなっていたら、
主人公の山内はやはり殺人犯
ということになり、彼の
クラスでいじめられていた
女子を救うことができない
からだ。
私がこの作品で一番好きなのは
本屋敷先生だ。彼のシャツの
「塩対応」や「神対応」の
文字がとても良い。