私は末期ガンの友人の女性の身の回りの

お世話などをしている。ここまでの

大まかな経緯は以下のブログにまとめてきた。

 

「余命宣告の話」(2023.7.1)

「余命宣告の期間を越えて」(2023.7.13)

「失われた声」(2023.7.20)

「奇跡が起きた」(2023.7.23)

「延命治療の拒否へ」(2023.7.30)

「よく見る夢」(2023.7.31)

「余命宣告を受けてからの奇跡的な

 小康状態」(2023.8.5)

「末期ガンの友人とまんなおし地蔵へ」

 (2023.8.8)

 

彼女が5/4に「余命2ヶ月」という

宣告を受けてから、今で約3ヶ月半が

過ぎた。これは奇跡的なことで、

彼女は暑い夏を越えれるかも知れない。

 

私はずいぶん昔にも、暑い夏に

ガンで闘病生活を送っていた人の

御無事を願っていた時期があった。

それは池田貴族さんのことだった。

池田貴族さんは、肝細胞ガンを

宣告されてから、約3年間の闘病

生活を続けて、36歳の若さで

亡くなっていた。

 

私が子どもの頃に、友達と見ていた

心霊写真の番組などには、よくこの

池田貴族さんが出演しておられた。

貴族さんの肩書が番組ごとによく

変わっていた。

 

「ミュージシャン」

「心霊オーガナイザー」

「心霊研究家」

「作家」

「よろず評論家」などなど。

 

それだけ池田貴族さんは多才な

方だったのだろう。彼の話し方が

魅力的で、彼は心霊番組などに

欠かせない存在になっていた。

 

池田貴族さんが大槻ケンヂさんに

最期に伝えたのは、「ガンになって

わかったのは、友達は大切だって

ことだね」という言葉だったという。

私は現在、ガンの友人の身の回りの

お世話をしていて、やはり友達の

大切さを痛感している。

 

(池田貴族さんの娘さんが歌手に

なっておられるそうで、娘さんの

歌を聴いてみたいと思った。)

 

余命宣告を受けても前向きに懸命に

闘病生活を送っている私の友人が、

この夏を越えれますように。