最近も多忙な日々を送っている自分は、
夜に眠る前に約20分だけ、YouTubeで
昔のドラマや映画を見ることにしている。
竹内力さんの「ミナミの帝王」や「仁義」
のシリーズを見ていると、偶然スマホの
お勧め機能で、1994年に放送されていた
織田裕二さんの「お金がない！」という
ドラマが出て来て、久しぶりに楽しめた。
「お金がない！」を見て、今になって思う
ことが沢山ある。主人公の健太郎の小2の弟
のことを、私は後にCMなどに出て来る
「こども店長」だと勘違いしていたのだが、
実際には別の人だった。健太郎の小2の弟も
こども店長も、顔や声が少し似ている気がした。
一番懐かしかったのが、健太郎の元にやって来る
借金取りの2人。今井雅之さんも高杉亘さんも
本当に良い味を出している。全く憎めないこの
借金取りの2人のファンも、結構多かったのでは
ないだろうか？それだけに、今井さんが54歳という
若さで亡くなったのが本当に悲しい。
社長役の石橋凌さんも凄く良いキャラだ。石橋さんは
ミュージシャンだが、私の中では演技の上手い俳優
としての印象が強い。日中共同で作られた映画に、
渡部篤郎さんの「最後の恋、初めての恋」という
作品があったが、この中でも石橋さんは部下想いの
カッコ良い上司を好演している。
健太郎の口座の暗証番号が「四苦八苦」だという
のが印象的。釣りで出会ったおじいさんが企業の
会長さんだったというエピソードも面白かった。
そして織田裕二さんが歌う主題歌の
「OVER THE TROUBLE」も良くて、何だか
元気が出てくるドラマだ。