郵便局で凹んだ。
クリスマスに楽しむために「星くずの片隅で」のDVDを購入したが、品切れでキャンセルになりそう。その代わり、2月に中之島で行われるバットマンのコンサートに行こうかなと思っている。ふと、中学時代の友人の佐藤君のことを思い出した。佐藤君は、いつも自己紹介の時に、自分の本当の名前を言わないで、「佐藤としおです!(砂糖と塩)」と名乗って、周囲から笑いを取っていた。そんな佐藤君は、中学校時代に市の統一テストの名前の欄に偽名で「佐藤としお」と書いて、後で職員室に呼ばれて先生方からずいぶん怒られて、凹んで教室に戻って来たのだった。私は今日、家に貯まった小銭をゆうちょに入れるため、最寄りの郵便局に行った。職員の男性は親切だった。ところが。私が郵便局の窓口からゆうちょの口座に入れてもらった硬貨の枚数が114枚だったことから、「硬貨100枚以上なら手数料のが550円がかかる」とのことで、550円を払うことになった。職員が硬貨を郵便局の機械に入れた後、15枚の硬貨を戻してもらおうとしたが、それはできないとのことだった。それなら他の銀行のATMに入れたら良かった。手数料の550円を支払った後、こんな時にこそ人間性が問われると思って、郵便局の男性に丁重にお礼を言って、私は郵便局を後にした。近くにあるJAの鏡に映った凹んだ自分の顔を見て、中学校時代の佐藤君のことを思い出した。砂糖と塩の人生レシピ [ 佐藤俊雄 ]楽天市場