「ありがとうございましたー!」





「りーこちゃん♪」



「日高くん!」



光「2週間ぶりだね(笑)」



「そろそろのびてきたんじゃないですか?」



光「そうだね、来週の金曜なら早く帰れるから19時で予約お願いできる?


…あ、あとこいつも来たいって(笑)」



徹「なんで笑うんですか( °Д°)」



光「いや、なんでも笑」



「あら、そちらは?」



徹「あ、日高くんの幼馴染兼後輩の岩岡です( •̀∀•́ )✧」



「あ、初めまして北川です(^^)」



徹「日高くんから話は聞いてましたけど実際見るとさらに美人ですね~」



光「初めましてで口説くなよ(º ⌓º )」



徹「なんで、ホントのことじゃん!……あ!」



光「いいよ、今は敬語じゃなくても(笑)」



「ふふっ…2人とも似てるね(笑)」



光 徹「////////」



「あ、次のお客さんあるからもう戻るね!

来週の金曜の19時から2名様おまちしてます♪」



光「うん、よろしくね。じゃあまた来週(^^)」





……………パタンッ





徹「(◦ˉ ˘ ˉ◦)」



光「何だよっ(゚д゚)」



徹「いや、普段は絶対見せないそのふにゃんってした顔久しぶりにみたなーって♪」



光「ほっとけよ/////」



徹「可愛い子っすね」



光「だろ?性格も可愛いから( •̀∀•́ )✧」



徹「マジっすか!?俺も狙っちゃおうかな~」



光「はぁ?!……横取りなんかしたらぶっ飛ばすからな(笑)」



徹「可愛い後輩の冗談じゃないですか(笑)」



光「お前は可愛くねぇ方だわ(笑)」




















初めて…日高くんに抱かれた日から、

これまでの自分よりも一皮剥けたような気持ちになっている




夫以外の男性から久しぶりに愛された感触がまだ私の中に残っている




結婚してから夫と何回か行為はあった




けどそこに愛なんてものない……




つまりは数年ぶりに感じる彼の温かい愛




気持ちよすぎて…もっと感じさせて欲しくて…

彼に抱かれてこれまでに感じた事のない欲が次から次へと溢れてくる…




私も「女」なんだと思える…










『ただいま』



「……おかえりなさい」



『………』



「………何?」



『ちょっとこっち来て』



「……何か用?」



『……お前さ、男いるだろ?』



「…何言ってんの?」



ダンッ



「!!」



『とぼけんなよ…他の男とヤったろ?』



「……」



『どうなんだよ』



「……だったとしても、言う必要ある?」



『あ?』



「あなただって結婚前からずっとそういう関係の子いるよね?

知ってるよ…


だから私なんてもう興味ないでしょ?」



『お前俺にそういう態度とっていいと思ってんの?』



「都合悪くなるといつもそう上から物言うよね?」



『お前あんまり調子乗ると知らねぇぞ…


俺の会社はお前の店くらい簡単に潰せんだからな』




「…………何でそうなるの?お店は私のじゃない、お兄ちゃんのだから関係ないでしょ」



『分かんねーのかよ!

…お前は俺が社長になるためのステイタスなわけ。

勝手な事すんな!お前はただこの家の家事やってればいいんだよ!』



「…!!」



『離婚なんか切り出してみろ、そいつの社会的地位も全部潰してやっからな』



「……人間じゃない…」



『なんだよその目は』



「それ脅迫?なら出るとこ出るよ…」



『…てめぇっ…!』



「きゃぁっ!」




ドスッ



















最低…




もう…嫌だ…