「…決まった?」



「あ、うん。これにしようかな」



「いいね、俺もそれと迷ってたんだよね」



「光啓は何するの?」



「俺はねぇ、チョコバナナ」



「それも迷ったんだよね(^^)」



「じゃあわけっこしようか?」



「うんっ♡((o(。>ω<。)o))」



「すいません、いちごホイップ1つとチョコバナナ1つ」



「かしこまりました。780円です」











久しぶりに紗矢香と学校帰りにデート



ホイップクリームを口の横につけながら、美味しそうにクレープを食べてる彼女…



なんだこの可愛い生き物(*´ェ`*)



この可愛い仕草や表情を独り占めできる時間がたまらなく幸せなんだよね…



紗矢香と出会ってなければこんな気持ち味わえなかったよな…





「ね、まだ時間大丈夫?」



「あ、うん。今日はお姉ちゃん家に帰る日だから少しくらい遅くなっても大丈夫だよ」



「じゃあ俺んち行こ♡」



「うん/////」















「紗矢香進路希望もう出した?」



「出したよ(^^)」



「そのまま大学進むの?」



「一応それで出したんだけど…」



「けど?」



「学費がね…高校とじゃ比にならないくらいするでしょ?お母さん…これ以上無理させたくないの…」



「そっか…そうだよな…」



「お母さんには余計な心配しなくていいって言われたんだけどさ、目的もなく大学上がるのも気が引けて…」



「やりたい事が大学にはなかったら、それこそ学費無駄になるもんなぁ…」



「うん…でね、お姉ちゃんみたいに美容師目指してみようかなって…思って…光啓と一緒に通えなくなるのは寂しいけど…」



「いいじゃん!紗矢香向いてると思うよ(^^)」



「ほんと!?」



「うん、俺の事は気にしなくていいし、絶対大学進まないとダメなわけじゃないし…紗矢香の気持ちで決めたらいいと思うよ」



「ありがとう…お姉ちゃんは美容室で働きながら免許とったのね…だから私もそうしようかと思って、今度お姉ちゃんに相談するつもりなんだ」



「そっか(^^)…実はさ、俺もストレートで上がるつもりないんだよね」



「え、そうなの?」



「紗矢香と通えなくなるからどうしようかと思って迷ってたんだけど、紗矢香が大学上がらないなら俺も外部の大学受けようと思う」



「そっか…凄いね、外部受験…」



「3年になったらちゃんと勉強しないとな~」



「どこ受けるの?」



「2つで迷ってるんだけど、栄部大が有力かな」



「え!すごっ(๑°ㅁ°๑)‼✧

栄部大なんて私には雲の上の存在なのに」



「あはは!そんなことないよ」



「光啓なら大丈夫だよ!勉強大変だろうけど、私も応援するから…」



「紗矢香…ありがとう」








お互いの進路を確認するとより将来の事を意識してしまう



お互いの進路は別々になるけど、それでも俺の未来は紗矢香と一緒にいる未来しか見えない…




あの時交わした口約束を守りたい





「じゃあこれから勉強に疲れたらさやちゃんに癒してもらわないとな~心も体も♡」



「Σ(|||▽||| )…が、がんばるよ/////////」



「あはは!そんな照れた顔されたら我慢できなくやん…」




チュッ




「ん…/////」



「ねぇ…抱いていい?」



「…うん/////」



「紗矢香…」



チュッ



「ん……んん……ぁっ/////」



「誰もいないから…声、我慢しないで」



「ぁっ…」



「好きだよ…」



「わたっ…ぁっ…しもっ…」

















光「決めた。

紗矢香ちゃん、結婚しよっ(〃艸〃)」


「ふぇ!?//////」


光「今すぐじゃないよ?(笑)」


「だ、だよね……/////ドキ(((*〃゚艸゚))ドキ」


光「でも、そう遠い将来でもないかもよ?」


「でもこれからもっと素敵な人と出会えるかもしれないよ?」


光「こらっまたそんな事いう۹(◦`H´◦)۶」


「ごめんなさい」


光「うん。だから……俺が紗矢香ちゃんの旦那さんになれるように、これから先はずっと俺のことだけ見ててね♡」


「日高くん……////分かった……」


光「よろしい♡あ、婚約成立だね♡」