ビーッ



「はい」



日「あ、俺」



西「俺って誰?」



日「日高だよっ(°ㅂ° ╬)」



西「あははは!冗談、入ってきて(笑)」



日「(。-_-。)」





ご飯は用意してくれてるらしいから、俺だけ手ぶらなのも悪いから木村くんにコンビニ寄ってもらって酒類を買って西島ん家に来た




そういえばこのマンションに1人で来るのは初めてだな…最近は泉と一緒だったし…





日「入るぞー」



西「そこの黒いスリッパ使って」



日「はい、ビールとか…一通り買ってきた」



西「サンキュ、もうすぐ出来るからテキトーに座ってて」



日「豪勢だなぁ、おい」



西「居酒屋っぽいっしょ?」



日「お前腕上げたな(笑)」



西「だろ?もう嫁に困んないわ、ほんとに」



日「悲しい話だな(笑)」



西「笑ってんじゃねーか(๑ ー̀εー́ ๑)」





泉ほどではないが美味そうな料理が出来るのをソファに座って待つ



肉のいい匂いと共にりラックスモードの西島がきて、冷める前に食べ始める




日「話ってなんだよ」



西「……結婚…すんの?泉と」



日「今日俺の方じっと見てたのそれか」



西「まあね…仕事無くなるの不安だろうし、日高の事だからそう思ってんだろうなって」



日「あぁ…栗ちゃんと木村くんに明日切り出そうと思ってる」



西「いいんじゃね?早い方がいいしな」



日「そうだな…話はそれだけ?」



西「お前の元カノ…」



日「優唯子?」



西「うん……色々聞いてきたで?お前事と…泉の事も…」



日「そうなん?…何で?いつ?」



西「ちょっと遡るけど…泉が体調不良で休んだ日だったかな…コンビニ前ですれ違ってさ………」







優「あの…西島くん」


西「おつかれさま」


優「うん、おつかれさまです…あのさ、光啓…どうしてる?……あ、彼女いるのは知ってるんだけど…」


西「……日高の事、恋しくなった?」


優「あ、うん…実はそうなんだよね……分かってる。

寂しさから違う人と遊んだりしちゃったから…私が全面的に悪いんだけど……

光啓じゃないとダメだって気づいて……」


西「……それで?」


優「今朝うちの近くの産婦人科に彼女さんが入っていくの見たから……妊娠…したのかなって…」


西「でもそれはもう優唯子ちゃんには関係ない事だよね?」


優「もちろん…分かってるんだよ?私にはもう入る隙なんて1ミリも無いことは…けど、やっぱり……好きで」


西「そっか。でも俺に聞くことじゃないよね?

日高への気持ちに関しては本人に直接言いなよ……

泉の事に関しては俺からは答えられないよ…てか俺もまだ知らないし…」


優「そっか…だよね…ありがとう」










日「そっか…サンキュ。お前はそういうとこちゃんと守ってるくれる奴だと思ってるから…」



西「うん。でも気をつけろよ……優唯子ちゃんが今朝のニュース見てたら、何かしらモーション掛けてくると思うで?」



日「そうだな…明後日大阪でイベントだから様子見に行くし、気をつけとくわ」



西「お前と泉には、幸せになってほしいからね…俺も…メンバー達も」



日「ありがとな、西島…」



西「…よし!食おうぜ、冷めると硬くなるし」



日「……美味っ!やっぱお前嫁いらずだな(笑)」



西「悲しくなるからやめろ(๑ ー̀εー́ ๑)」







久しぶりの2人で飲みながら語る時間は楽しくて、結局西島の家に泊まった




翌朝は…察して(笑)




優唯子の事は…ちゃんと頭に置いておかないとな……



あいつと過ごした日々はもう俺の中では過去の話






今愛すべき存在は…泉ただ1人だけ…





それはこれからも100年後でも変わらない…