『続いてのエンタメです。

現在4大ドームツアー真っ最中であるAAAですが、メンバーの吉井泉さんが福岡・Yahooドームの2公演を離脱すると所属事務所から発表されました。

情報によると吉井さんは夏のファンミーティングアリーナツアーが終了した辺りから子宮頸がんを患っていたそうで、京セラドームの翌朝に下腹部痛で倒れそのまま子宮の全摘出手術をしたと言う事です。


吉井さんは現在大阪の病院で治療中で、退院後は東京の自宅で療養するそうです。今後の活動についてはまだ詳しい事は発表されていないので、引き続き情報を得次第お伝えしたいと思います。』















『今朝ニュースにも出たけど、来月のドームから6人になるから、明日から演出の変更箇所をそれぞれ確認しといてください』



「「「はい」」」



『後ね…泉ちゃんだけど、1週間向こうで治療して、戻ってきてからは自宅療養に切り替わります。』



西「そっか…よかったよ、早く家に戻れるなら」



與「よかったな、日高」



日「あぁ…うん」



宇「千晃にも教えなきゃ…お見舞い行っても構わない?」



日「宇野は大丈夫だけど、千晃は…まだまずいかも…」



宇「え…?」



日「……手術した日さ、あいつすげぇ悲しそうな顔した事が何回かあって…まだ気持ちの整理ついてないんだよ…だから、今子育てしてる千晃に会うのは辛いと思う」



宇「そうだよね…うん、私ひとりにするね」



末「日高、お前は大丈夫なん?」



日「俺もたしかに少なからずショックはあるけど…泉に比べたら小さい方だし、今はあいつを支えてやんなきゃって逆に使命感湧いてるよ」



浦「お前らしいな(笑)」



『泉ちゃんの事でもう1つ…自宅療養は精神的なものも兼ねてるそうなので、長期になるから…このまま無期限休業って方向で会社は動いてます』



與「え、じゃぁ今やってるモデルの仕事はどうなるん?」



『モデル業については、佐藤さんと泉ちゃん本人からの申し出で、今年度末発行の分で専属契約終わりにしたいって前から話が出てたのね……たぶん早くなって今月付で全誌契約終了になると思う』



宇「そっか…」



『あと、こないだ録った新曲だけど…発売日未定になりそうなの』



末「え…そうなん?」



浦「泉がMV撮影出れないから?」



與「なら別にMV無くてもいいやん」



『それはダメだよ…ファンの子はMV待ってるし…』



西「じゃあ泉は事実上ほんとに仕事なくなるんだ…」



末「大丈夫なん、あいつ。仕事無くなることでもっと精神的に負担になったりせん?」



『そこまではなんとも…泉ちゃんのタフさにかけるしかないんだよね…』



日「…………」



西「…………」



浦「どうした?2人とも」



西「なんでもないよ」



『あと、佐藤さんだけどしばらくは誰かしらのサポートしながら泉ちゃんの仕事調整してもらう方向です。たぶんにっしーの現場に着くことがいちばん多くなると思うけど。』



西「よろしくね、佐藤ちゃん」



佐「よろしくね(^^)」



『じゃあ私からの報告は以上です。解散~』



日「佐藤ちゃん!」



佐「日高くん、なんか用?」



日「明後日…俺大阪で仕事なんだ。帰りに病院寄るよ…何か渡すものとかある?」



佐「あ、じゃあこれ…モデル仲間の子達からの贈り物だって…みんなほんと優しい子達で泣けてくるよ(><)」



日「あれからお見舞いとか来てる?」



佐「うん、お母さんと翔君以外ならこないだみっこちゃんと栞里ちゃんが来てたかな…大阪だし、みんなあんま来れないみたいだね」



日「そっか…退院の日はよろしくね」



佐「うん、任せて。旭川だよね?頑張ってね」



日「ありがとう」



佐「あ、後ね…無期限休業はまだ決定じゃなくて、泉の様子を見てから最終本人に話を持ちかけてからなのね…だからまだ泉は知らないから…」



日「わかったよ…ありがとう」



佐「日高くん、この後スタジオでしょ?」



日「そうなんだけど木村から連絡ねーの(笑)」



佐「あはは(^^;…じゃあね、お疲れ様です」



日「うん、おつかれさま」














ピロンッ




日「西島…」





西)   日高もう仕事終わった?飯一緒に食わね?



日)   今終わった。いつものとこでいい?



西)   いや、ちょっと重要な話あるから、俺ん家でいい?



日)   了解。40分くらいはかかると思うけど。



西)   おぅ、飯用意しとくわ。







西島ん家で飯とか久しぶりだな…



重要な話ってなんだ?…





日「木村くん、西島の家まで」



木「了解です。明日どっちに迎えに行けばいいか連絡だけくださいね」



日「分かった」








西島の重要な話は毎回重いから覚悟しとかねーと…




何故か込み上げる不安とともに奴のマンションに向かう…