『…ずみ……泉』







「どこ?光啓?っ…どこにいるの?」



日「こっちだよ、泉っ…」



「光啓っ」



日「泉、帰る所はこっちだよ…」



「そこで待っててね?」



日「うん、待ってるから…戻っておいで」



「…光啓?…光啓?!……ねぇってば!」









───待って!光啓!










末「いえ、とんでもないです」













日「ん…ん?」


「起きた?(笑)」


日「やべ!つい寝てた!……あれ?みんなは?」


「台風過ぎて、風がましになったからホテル行ったよ…さとたちゃんが後で迎えにきてくれるよ」


日「そっか…」



ギュッ


「光啓?」


日「手術中…ずっと怖かったんだ…」


「聞いたよ…でもここにいるよ?」



チュッ



「///////」


日「心配かけた罰」


「じゃあ…もっと必要だねよね…」









面会時間が終わって、さとちゃんが迎えに来るまでずっと触れ合っていた


離れ離れになる1週間を埋めるかのように…