『みんな揃った?

今日與くんは抜きで打ち合わせだから、この後会議室空いたら呼びに来るから移動お願いね。』



「「はーい」」



『あ、それとみんなに会社からクリスマスプレゼント』



日「なになに!!?」



宇「お小遣い!?」



日「さすが宇野…がめつい(笑)」



宇「あ?何か言った?( º言º)」



日「いえ、何も」



末「で、栗ちゃん何?プレゼントって」



栗「なんと、3月にUSJでのライブが決まったよ!」



「えー!やったぁ♡」



宇「10周年で富士急でやってからまた遊園地でライブしたかったんだぁ♡」



日「USJとか絶対楽しいやん!え、遊ぶ時間ある?!」



栗「日高くんは絶対そっちがメインでしょ(笑)そう言うと思って時間は設けるつもりだよ」



西「いいねぇ!」



日「よっしゃ!泉、待ち望んだUSJデートや」



「うん(≧∇≦)」



宇「ダメ~私が泉と遊ぶんだから却下」



日「は?俺から泉を奪うつもりとはいい度胸だな、宇野(^言^)」



宇「言っとくけど私の方が優先順位高いんだからね?( ¯ω¯ )」



末「えー、何か火花散ってるでこの2人」



浦「ほっとけほっとけ(笑)」



「ねぇねぇ、キャラクターとの共演はないのー?」



栗「そう言うと思ってお願いしてるよ。当日のスケジュール的にどのキャラクターが来てくれるかは分からないけど」



浦「俺絶対ハグとかしちゃうタイプ(笑)」



「わかる~♡」



日「俺はそんな泉をハグしちゃうタイプ♡」



「それはいいです(。-_-。)」



伊「いいなぁ…(。・ω・。)」



「千晃も出ちゃう?」



伊「出ちゃおうかな(笑)」



宇「こらこらダメでしょ!激しい運動は赤ちゃんによくないでしょっ」



伊「はぁーい(。>ㅿ<。)」





千晃の卒業が決まった



最後まで卒業を受け入れられなかったメンバーも千晃の変わらない強い意志で納得せざるを得なかった



来年3月末で千晃はAAAからいなくなる



きっとその日が来たら、とてつもなく寂しくなるんだろう



けど12年という途轍もなく永い年月の絆はそう簡単には切れない



そう思えたのは光啓の言葉があったから…








「元気ないね」


「うん…メンバーが減るってこんなにさみしいんだね」


「そうだね。でも千晃はもっと寂しいと思うよ?」


「え…?」


「ほら…千晃は俺たち7人と離れなきゃならないけど、

泉には俺たちがいるやん?」


「うん」


「12年の絆があるんだ、そんな簡単には切れないよ(^^)」


「そうだよね…事務所は一緒なんだし、

これからも続いてくよね?」


「元気出た?」


「うん…ありがとう、光啓」


「いいえ~…ねぇ、キスしていい?」


「いつも聞かへんやん////」


「確かに(笑)」



ちゅっ



「ん……んんっ」


「元気付けたお礼は?」


「もう上脱がされてますけど/////」


「あれ~手が勝手に~」


「もぉ…えっち////」








光啓のことばが温かかった…



この人が恋人でよかったな…




ねぇ…その温かい言葉で、いつか私を千晃のように幸せにしてね?












※追記
すいません、タイトルを間違えまして再アップしました。
124→123話です。