日「荷物これで全部?」
「うん。ごめん、これでも事前に纏めておいたほうなんだけど(><)」
日「あはは(笑)しょうがないよ、泉も忙しいし」
「ありがと、手伝ってくれて」
日「泉の役に立てるなら何のその♪」
『すいませーん!運ぶ前に確認事項あるんでお願いしまーす!』
「あ、はーい!」
今日は泉の引越し♡
そう、今日から同棲するんです!(*≧∀≦*)
これからずっと彼女と過ごせると思うとウキウキせずにいられない。
さっきから頬が緩む緩む(笑)
泉は荷物が多い…と言うより、モデルだけあって服と靴がすごい。店開けるな、これ。
メンバーも手伝ってくれるって言ってくれてたけど、みんなも忙しいし申し訳ないから運搬は業者にお願いした。
……というのは建前でホントは彼女とラブラブ荷造りしたかったからなんだけど。
荷造りも終わってこれからトラックを従えて俺の家へ向かう。
日「そういえば、あのオシャレなベッドどうしたの?」
「こないだ翔が持って帰ったよ」
日「翔?大阪からわざわざベッド取りに?いつの間に(笑)」
「元々私の車をあげるつもりで話してて…会社の本社研修でこっち来たついでにベッドも解体して車と一緒に持って帰ってもらったの」
日「あのベッド翔が使うの?」
「使うのは翔の彼女やで」
日「あれ?あいつ、彼女いたっけ(๑•∀•๑)」
「最近出来たみたいやで」
日「そうなんだ……宇野失恋決定やん(笑)」
「ん?何で宇野ちゃん?……あ!NEWの撮影の時だ(笑)」
日「あいつのあの顔はまんざらでもなかった( ̄▽ ̄)ニヤリッ」
「確かに(〃艸〃)」
日「てか、ほんとに俺のあの家でよかったん?別のもっと広い所に引っ越してもよかったのに(笑)」
「いいねん。あの家には想い出たくさんあるやろ?」
日「そうやな(^^)」
「光啓に助けてもらったんも、仲直りしたんも、光啓と初めて一緒に生活したんも全部あの家やから……もっともっと色んな想い出増やしてくの////」
日「泉……」
照れながら関西弁で可愛い事言う泉に心臓鷲掴みされて、たまらず信号待ちでサイドブレーキをかけてその唇にキスをする
「ちょっと////まだ引っ越し中~」
日「見えないから大丈夫♡」
「もぅっ////」
*
荷物を全部運び終わって業者の人が帰る頃には陽が傾きかけていた
「今日中に寝室だけは片付けたいね」
日「そやな(^^)でも泉の物を足すだけだから2人でやったらすぐ終わるよ。
後は徐々に片付けていけばいいよ」
「せやね。」
元々俺の寝室にしていた部屋を彩矢加の部屋にして、1つ余っていた広い部屋を2人の寝室に♡
同棲初夜…燃えそうだ( •̀ω•́ )✧
「じゃあとっとと片付けて晩御飯の買い物行こう!」
日「了解っ( •̀ω•́ )✧」
寝室が片付いた時には外はすっかり陽が落ちて暗くなっていた
「見て見てっ!めっちゃいい感じ~♡」
日「(◍′ω‵◍)……泉」
「んっ…/////」
届いたばかりの大きいベッドを嬉しそうに綺麗にベッドメイクする泉にキュンときて我慢できずにキスした
舌を絡めてもっと深く……
夢中になるあまりベッドに倒れ込む
欲望が止められず彼女の服の中の下着に手をかけたが……
ピンポーン
「「…………」」
ピンポンピンポンピンポンピンポン……
日「(╬ー̀дー́ )」
「出てあげよう(笑)」
うるせーな!何だよ!
てか空気読まずにこんだけチャイム鳴らしやがんのはあいつらしかいねーよ!
せっかくの甘いムードをぶち壊しやがって!!
泉が玄関のドアを開けると予想通りの見慣れた姿が全員集合……
西「よ!もう引っ越しおわったやろ?」
與「引っ越し祝い持ってきたでー!」
日「(💢゚Д゚)」
宇「あら、もしかしてお邪魔だった?(〃艸〃)」
浦「まだいちゃいちゃには早い時間だよ(笑)」
末「取り敢えず寒いけん早く入れて」
伊「引っ越しパーティだよん(*≧∀≦*)」
こうして甘い初夜のムードは尽く壊されて、言うまでもなく飲むわ絡むわの騒々しい夜になった。
まぁ……楽しいからいいんだけど(笑)
浦「あ、俺そろそろ帰るわ…明日早いし」
末「俺もー」
「直也くんも秀太も今日はありがとね」
日「じゃあな~」
………
與「俺もそろそろおいとまするわ~」
伊「あ、私も~」
宇「そうだね、そろそろ帰ろっか」
西「えーもっと飲もうよ~」
日「お前は絶対帰らねーな( °Д°)」
宇「にっしー、ほら行くよ!同棲初日なんだし2人きりにしてあげないと」
伊「そうだよー」
日「(ナイス宇野様っ(๑•̀ㅂ•́)ﻭ✧)」
西「分かったよー」
「にっしーまたご飯食べにおいでよ」
西「明日にでも行く!( •̀∀•́ )✧」
日「ちょっとは遠慮しろよ!(°ㅂ°💢)」