『撮影以上になります!お疲れ様でした!』




「「お疲れ様でした~」」











「はぁ~」




み「どした?ため息なんてついて」




「うん、ちょっとね」




み「何、日高くんとケンカでもした?」




「ケンカじゃないよ……ただ愛想はつかされちゃったかなぁ……連絡ないし。」




み「ないでしょ(笑)日高くん、泉にベタ惚れだもん、それはない」




「でもこないだ電話したら出なかったし、折り返してくれてもタイミング合わないし……LINEはするけど、すぐ仕事入って途切れちゃうし、ちょっと寂しいんだよね」




み「この後お茶しに行こ!そこで色々聞かせてもらうよ」




「そうやな…」




雑誌の企画コーナーの撮影で久しぶりにみっこと一緒になった。

着替えて早々に近くのカフェに移動して喋り込む。




みつとはこないだの一件から連絡を取れずにいる。




忙しいだけなんだよね……きっと。




みっこにこないだの出来事を話した。






み「そっか、そんな事あったんだ」




「うん……」




み「そんなに寂しいなら家に押し掛けちゃえば?徒歩圏内にお互い住んでんだし」




「それも……思ったけど、忙しくて最近疲れてるの分かってるから余計に気使っちゃって。」




み「案外日高くんも優しいからあんたと同じ考えしてそうだけどな……(笑)」




「そうなのかなぁ」




み「泉らしくないよ。そんなネガティブな考え」




「なんか、みつって思考が読めない事多いからこっちも色々考え過ぎちゃうのかな~」




み「てか頭良過ぎて大体分かんないよ。あの人の思考回路は(笑)」




「まあね(^_^;)でも2人の時は子猫みたいで可愛いんだけどね」




み「お、惚気ましたね~」




「惚気ちゃいました~みつには言わないでね(笑)」




………………




………………





み「しかしあれだね、モテる女も大変だねぇ~」




「もぅ、茶化さないでよ(..•˘ ̯˘•..)」




み「ごめんごめん(笑)……元気だしなよ」




「ありがとね、聞いてくれて」




み「とりあえず、早く仲直りしなよ?」




「頑張る……」




み「じゃあ今は日高くんの事は置いといて、この後カラオケ行って飲み行こ!」




「わかった♪」









この後はカラオケで歌いまくった。

みっこの何で歌手志望じゃないのか不思議なくらいの歌声で癒された




カラオケの後はご飯へ。

酔っ払ったみっこの最近別れた元彼の愚痴を永遠ときいて、3時間近く飲んでお互いタクシーで帰路についた。





やっぱみっこと話してると元気出るな。




宇野ちゃんや千晃とはまた違ったパワーを持ってるから気持ちがポジティブになるよ……




ありがとう。




今度みっこの好きなスイーツ奢ってあげよ(^^)






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