ソレはあまりにも突然のことで、
僕自身対応が出来なかった。

しかし、

意識したのちのソレなら僕は対応が出来たのだろうか?


大きく頷く自信はない。


ソレは突然やってくる。
あまりにも突然に。

だからソレはいいのだろう。
ソレが告知してくるのなら、ソレらしくない。
突然くるからソレなのだ。


僕は息を大きく吸って、空を見る。

そこには大きな雲と、鳥が存在していた。

僕が上を見ないと見れない景色。

少し得した気分で息を吐く。

いつもより長く。

するとふと思った。

呼吸を意識してしたことがない。

さぁ、吸うぞ。さぁ吐くぞ。

なんて思ったことがない。

深呼吸とはわけが違う。

呼吸を意識してしている人は、忘れた時に呼吸困難になるのだろうか?

すなわち、死。


ソレと同じで突然やってくる、死。



死にたくない。

死にたくないから生きる?

そんな理由でいいのだろうか。

誰も教えてはくれない。

だから今は、これでいこう。






ソレは夢精だ。