秋。涼しくて、どこか切ない。そんな季節に僕は生まれた。後少しで僕も一つ歳をとる。21歳はとくに何もなく淡々とすぎた。
彼女も出来たけど、すぐ別れた。僕のせいでその女の子の人生を変えてしまったかもしれない。僕は最低な人間だった。その最低さをまざまざと見せつけたような形になった。やはり好きになった人と付き合わないと。付き合ってから好きになる なんて器用なこと僕は出来ない。不器用で済んだらいいんだけど、不器用で最低。これが僕。相手の嫌な所ばかり見えてしまって、いい所が見えてなかった。
もう21歳だというのに子供のような恋愛を夢見てた。くだらないことで笑いたかっただけなのに、そう思ってたのは僕だけのようで。

22歳になれば成長するのかな。いや、成長しないと絶対にダメだ。僕は学んだ。今のままじゃダメだってことを。優しくされたらすぐ好きになってしまう単純な僕を捨てて、本質を見つめて真剣に向き合っていかないと。いきなりパンチしてくるような人が好きだ。のんびりと、穏やかに、それが理想。

今日は何だか調子がいい。

体育の野球が始まる。なんか起きそうな期待を胸に、一日が始まった。