1993年位でした  JTカップ日本シリーズの最終 


シリーズ中に亡くなった父上

3兄弟の末っ子 尾崎直道プロは優勝のチャンスがあったため

ジョーはジャンボに ”お前は残って俺たちの分も戦ってくれ”と言われ


ジャンボとジェットは棄権し急遽帰省 

ジョーは、無くなった父上の葬儀に参列できず


 

           そして、迎えた最終日 



TV中継が始まると、ジョーは涙をぬぐいながら男泣きを隠す事も無く

奇跡的な10M以上のパットを次から次にガンガンに入れてホールアウト 


私はそりゃ大号泣です。。、TV解説者も興奮していました。  


見事に優勝を飾った尾崎直道プロ 

あの風景を私は一生忘れる事が出来ない


ゴルフってスゴイな、、、直道プロ 何てカッコいい男なんだろう

・・・波乗りバカの私が、唯一他のスポーツに興味を持ちました・・・




2013年のJTカップ 

奇しくも同じ3兄弟妹の次男優作プロ・・・・


ジュニア、トップアマから鳴り物入りでプロ入り。


3兄弟妹の中でも、ずば抜けて才能がある・・と、誰もが思われていたのに


しかし10年以上 何度もの優勝争いに敗れ、幾度もの妹と兄の勝利を横目に

ギャラリーからは”最終日に崩れる ショートパットの入らないお兄ちゃん”

  

    しまいには勝てないプロの代名詞になってしまった彼


しかし、最終日のドタバタからつかみ取った最終ホールのチップインパー


あまりの奇跡的な幕切れに 人生で2度目。。心が思いきり震えました

会社のPCで一人抑えられない嗚咽を漏らしながら

    泣きじゃくった事を思い出し 思わず苦笑^^;




2014年JTカップ日本シリーズ


♪その、優作プロが今年も3日目で1打差の-6で2位T♪


             最終日当日。

私も所属コースの今年最終研修会で朝は気温-6アンダー℃(笑


カチンコチンの冬Gと思いきや、想像に反して飛ばない転がんない・・・

コンクリのごとく硬いのはグリーンだけという、タフなコンディション、、、

今年ワースト&ブービーの91  


最近ショットが良かっただけに、言葉にならず(・。・;


結果を出したくて、楽しみでしょうがなかったけど・・・・・

次元が違い過ぎますが優作プロも同じでしょう。


最終日で伸ばせず、崩れて どれだけ悔しかったことだろうか


録画で彼の雄姿を見ました  ミスの連発

しかし、決して彼は腐ることなく、周りに気遣い

時におどけて笑顔でホールアウトしていきました。


それが逆に優作プロの強くなりきれない理由、欠点なのかもしれない


タイガーや一時のジャンボ、片山みたいに、

ギャーギャー叫んだり、クラブを叩きつけたり、


自分勝手な人間の方が強いのもゴルフ。。。

それはプロに限らず、トップアマも

強い奴はとにかく自分勝手率が非常に高い。


でも、回りも気にせず強くなった自分になるより


私はゴルフから人生を学びたいので勝負強くない人間でいいや。と


サングラスの横から見えた

優しい目じりのシワの優作プロを見て、再度自覚しました