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気分:新しく買ったジャムが美味しかったのなら大安吉日。

 

「人生を豊かにしたければ月に一回新しい味のジャムを買いなさい。」

 

昨日はマーダーミステリーを楽しみすぎたせいだろうか。

頭の中がぐちゃぐちゃになっており、神からの啓示を受けたので買い物に行くことにした。

 

オーブントースターの扉が閉まらなくなってから約1週間ほど、

とうとうトースターを買い替えたので新しいトースターで

焼いたパンを食べることを楽しみしているせいでジャム神様が出てきたのかもしれない。

 

詳細は脳の不思議を解明しないことにはわからないので

今日は考えないことにしてジャムを買いに行くことにした。

 

一番有名なジャムメーカーと言えばアオハタなのだろうが、

私の現在の収入でアオハタなんて買っていたら背伸びどころではなく

登り棒のてっぺんで逆立ちするくらい無理する行為であるため(こういう例えは後から見ると恥ずかしくなる)、

おとなしく激安ジャムが売っていそうないつものスーパーに出かける。

 

すると、やはりある。

 

確実にいつでも欲しいものを最低限の価格で用意してくれている。

そして今回選んだのは「アップルシナモンジャム」だった。

 

内緒にしていたわけではないのだが、

というか自分でも正直忘れていたのだが、私はアップルパイがとても好きだった。

 

特に小さいころ親が青森県に出張に行きお土産で買ってきたアップルパイを味わってから、

出来ることならパイの上には常にリンゴが乗っていて欲しいと考えるようになったほどのアップルパイ好きだった。

 

お土産のアップルパイはそれはそれは上品な味で、

感覚的なことでいうと“リンゴパイ“という日本の技術力の英知の結晶のような味だった。

 

※本当に一度でいいから食べてみてね。

 

 

最初こそ衝撃を受けたのだが、やがてより強烈なリンゴとシナモンを

浴びたくなった結果追い求めたのは日本の上品なリンゴパイではなく、

コテコテの甘さにウンザリして、シナモンの暴力が鼻腔を襲うほどのアップルパイだった。

 

そしてそんな幼い日の思い出が、今回激安スーパーで買った

400g400円ほどのジェムをパンに塗って食べたときにフラッシュバックした。

 

これを食べたかったのだと体が喜んでいることをひしひしと感じる。

 

私の追い求めているものはこれだったのだ。

 

これを毎朝食べられると思うと何とも憂鬱だった朝でも

アップルシナモンの誘惑に釣られ飛び起きることが出来るだろう。

 

ありがとうジャム神様。少しだけ人生が豊かになった気がします。

 

 

generation prompt:

A panda with a happy expression is standing in front of a new toaster oven. The panda is holding a slice of bread in his hand and putting it into the toaster oven, waiting with excitement. There are freshly baked breads all around him. The scent of bread spreads through the air, and the panda's expressions convey happiness.