唐突ですが、森見登美彦が好きなのです。
はじめて知ったのは恥ずかしながら四畳半神話大系のアニメ。
言葉遣いが特徴的なアニメだなと思い、さぞ声優さんが疲れるアニメだろうと
思ったことが初対面の印象。しかしながらいつの間にやらあの言葉遣いに惹かれた、
いや惹かれたどこではない。猫ラーメンを食べたいと思うほどに心を動かされた。
しかしながら京都の先斗町に行ったところで猫ラーメンもなければ
下鴨幽水荘もありはしない、そんなことはわかってはいるけれど。
なぜ、こんなに森見登美彦に対する愛を熱弁を振るい始めたのか、
なぜ、夜は短し歩けよ乙女と言い始めたのか。
電気ブランに出会ったのだ。
皆さんご存知だろうか。電気ブラン。
飲んだ瞬間にあの身体に電撃が走るような衝撃が走るブランデー。
好きな人ならご存知かもしれないが、あの小説に出てくる電気ブラン。
いや、正確には『偽』電気ブラン。
あいつに出会った。
お酒も音楽も景色も匂いも全てが全てなにかにコネクトされていると思う。
私にとっては電気ブラン、もといは偽電気ブランは森見登美彦さんとコネクト。
その思い出は、高校生や大学生の思い出とリンク。すぐにつながってくる。
おいおい、そんなに昔の話じゃないじゃないか。
夜は短い、走っていこう。乙女かどうかは誰かが決める。
夜は短し走れよ人類。
おやすみ