いや～…すっかりおマンタセしましたがBETアワード素晴らしかった！会場を包むピースな雰囲気ったらなかったねー。認め合う仲間たちが切磋琢磨するという美しいシーンがそこにあった。ビーフなんかどこにでもある。ヘイターも世界中どこにでもいる。だが世界一スターが多いUSでこんなピースなアワードが出来るなんてスゲーと心から思う。俺が今まで見て来たアワードのなかでも間違いなく最高峰のバイブス。むう...羨む羨む！
どこか白けてたりどこかぎこちなかったり、そんなアワードだったら何度も観てる。それがアワードだと思うしコンペティションだと思うから驚きもしねーし。だが今回のBETアワードだきゃ様子が違った。BETはブラックエンターテイメントTVの略。だから当たり前のようにオバマ当選によるポジティブなバイブスが漲っていてさ、会場全体の一体感がパじゃなかった！オバマは来場こそしてなかったが何度もスクリーンにはその姿が映し出され、発言権を持った出演者のほとんどが彼を称えていた。
そんな現場を取り巻く観客がまたさ、あったかいのよ！それがわかってるから受賞したアーティストも必ずファンに感謝をするんだよね。神様、家族、スタッフ、そして何よりもファンのみんなにっつって。そーいうのもいいよね～。美しい！アーティストの幅もポイントだな。現行シーンだけが全てじゃなくて今ある音楽は全て過去の遺産に基づいているというところにフォーカスするのもBETという局ならでは。温故知新！要はアーティストの層が厚過ぎってこと。
それでは俺なりのBETアワード'08の見所を紹介していこう。あらかじめ言っとくけど誰が受賞したとか俺的には全く大事じゃないから省きます、アシカラズ！それ以外を語るスタイルで。つーわけでいきまーす、まず番組の皮切りのショーでいきなりUSHER！うぐぐぐ...華麗！ダンスウマ過ぎ！次元ちげー！素敵過ぎたねー、孤高の佇まいで一本勝ち。そこからやっとこ司会のコメディアンの兄ちゃん登場みたいな。
んでちょっと授賞式を挟んで次のショーは...イェ～ア！プロ～～～ン！フッドを背負って立つ男、YOUNG JEEZY！これがまたさー、ノーギミックもいいとこ！1MCでグイグイ聴かす！さすが「間違いないことしか言わない男」、有無を言わせぬハーコー具合。惚れたぜジージー！でまた授賞式的なものを挟みーので次のショーがジージーの彼女のKEYSHIA COLE！これがまた俺的に今回の山場のひとつ！
ただでさえ俺はキーシャ大っっ好きなんだよ。見た目も歌もチョー好き、俺好み！そんなキーシャのライブがさー、また素晴らしかったんだわ。つーか綺麗になってる！それでまず上がる！細くなったな～、チチでかいのは前からだけどシリめっちゃ綺麗！ずっとシリを見続ける札月。するとなんとQUEEN BITCHことLIL KIMが乱入！ま、また顔変わってる！うぐぐぐ。だがさすがはゲトーガールズ、二人の息はバッチリ！いいショーだったわい。
その後また授賞式を挟みーの、ジェントリーなNE-YOがスーツとハットで登場！カッコヨス。俺やっぱ彼の作る歌好きだなー。あのいかにも癖モンっぽい雰囲気も素敵やね。ダンスもキッチリ決めてタイトなショーでした。そんでまた授賞式を挟んで今回の白眉、ALICIA KEYSのショー。これがねー、エグカッタ。最初はコーラスを三人着けて往年のコーラスグループさながらにザッツR&Bなステージング。オカッパのズラで可愛らしいホームガール的な佇まい。キュート！
そして一曲歌い終えたところで伴奏が変わる。ん...？これは...「WEAK」じゃんか。おおー、SWVのカバーかい！さすが趣味いいね～なんて思ってたら「LADYS & GENTLEMAN,SWV!」のかけ声とともにフックからご本人登場！うおーー！！予想してなかったから突然のR&Bレジェンドの登場に会場は大いに沸く！そしてさっと歌ってさっくり退場、とともにまた伴奏がチェンジ。ううっ！こ、こりは...「HOLD ON」じゃねーか！するとアリシア嬢、「コレなんの曲だっけ？みんな知ってるでしょ、EN VOGUE!」とアナウンス。すぐさまドンッと四人が登場！ぐおー！
この人たちはホント俺ら世代のR&B感を決めてしまった存在。「ディーバ」という言葉を聞くと未だに俺が思い出すのはアンヴォーグだねー。凄まじい存在感で圧倒してさってゆく四人。オーラ凄過ぎるんですけど。するとまた伴奏が変わり...くうう～、これは「WATER FALLS」じゃねっすか!出てきちゃうんすか、出てきちゃうんすね...TLC!うおー、さすがにT-BOZ全然歌えてないけどやっぱ感動！LEFT EYE思い出し効果だね～。最後は全員出てきて大団円。お腹いっぱい！
その後はT-PAINがFLO RIDAやらRICK ROSSやらDJ KHALEDやらLUDACRISやら引き連れてサーカスのセットで勢いを見せつけた。が、割愛！まぁとにかくT-PAINは至る所で出るわ出るわで正に出ずっ張り。あまりの時の人具合に逆に心配になるほどだったねー実際。んでここまで全く触れなかった受賞式だがここらでひとつ心に残ったヤツを紹介。BEST VEDEO部門で賞を勝ち取ったのはなんとUGK！曲はOUTKASTを招いた「INTERNATIONAL PLAYERS ANTHEM」！
またこれが俺大好きな曲なのよ～。もともとPROJECT PATの「CHOOSE U」という曲で使われていたトラックをUGKがリメイク！もちろんビデオも最高。ANDRE3000の結婚式という設定からヤバス！在りし日のPIMP Cも真っ白いファー着てあのヒューストン節を披露してる。受賞スピーチでのBUN Bの振る舞いに涙腺も緩む。「UGK FOR LIFE!」ちなみにBUN B俺とタメ。だから余計好き。おめでとうBUN！俺のベストラッパーリストには必ず載る男。DOPEでDEEPなMCだぜ。
さてさて、その後また幾つかの授賞式を経てCHRIS BROWNがフレッシュに立ち回る。途中CIARAがゲストで登場、このコも綺麗になったな～。ダンスやっぱうまし！そんでそんで。BETアワード名物、温故知新コーナー！偉大な功績を残したアーティストに送られる名誉ある賞に今回選ばれたのは...AL GREEN！うぐぐぐ。最高じゃないですか！おい、聴いたことないやつはなんでもいいから聴いてみ！やっばいぞアル。名曲死ぬほどあるしそんなん知らなくても感動すること請け合い。
まずはJILL SCOTTなど数人がアルの名曲たちをカバー。それを客席からニコニコ見守るアル。微笑ましい。このリスペクタブルな新旧アーティスト同士の関係が羨ましい。そしてアルへの受賞がアナウンスされ、壇上に上がったアル本人による味のあるスピーチ。終わるや否やそのままアルのショータイム！これがまた圧巻！会場中が歌う歌う！！セレブリティも観客もガン歌い、ガン踊り。どれだけアルが愛されてきたかがわかる。物凄い愛！最高だね～。
そんでまた授賞式ありーのでRIHANNA。すっかりスターね～貫禄充分！俺はあの太ももが好きなんだよ。リー様～挟んでくれ～。そして再び温故知新タイムでQUINCY JONESがその功績を讃えられる。ここも感動...彼は歌い手というよりプロデューサーだから特にショーはなかったが彼の功績もモノスゲー！超わかりやすく言うとマイジャクを送り出したのは彼だし「WE ARE THE WORLD」も彼の仕事。うーん完全に巨匠！マジ足向けて眠れないレベルよ、感服。
でまた授賞式挟んでNELLYのショー。最初から脱いでる...。JDと「STEPPIN' MY J'S」を披露。この曲アホでいいよね、好きです。「ヤロー俺のジョーダン踏みやがった～！」ってフックがいい味♪途中からまたもやCIARAが登場。足なっが！ステキングですな。その後曲が変わってFARGIE登場。でもちょっとトチってた臭いね、まあご愛嬌。んでまた授賞式なのだがプレゼンターで俺の大好きなRAUREN LONDONがDIDDYと登場！超かわいー。飾らない笑顔が素敵...PHARELLの「FRONTIN'」のビデオに出てるからチェキれ！
そして最後のショーはもちろんこの人しかいないでしょ、なWEEZY！LIL WAYNEがまたもや感溢れるT-PAINに誘われ登場！この二人のミニライブは至る所で見たのでこの日がベストパフォーマンスだとは思わなかったがそこはやはり今一番望まれてる男！オーラバシバシ出してたね～。さすがは一週間で100万枚売った男！いや～この不景気にあっぱれとしか言えないねー。あやかりタス！いよっウィーズィ！あんたイケテルヨ！
ふう...そんなとこかな。とにかくねー、俺久々に自覚したなーBLACK MUSICが好きなんだって。そしてなんで邦楽界があまり好きでないかも明確になったな。ノリや音の好みはもちろんだけどやっぱ愛だろ愛！愛が足りんよ日本の音楽シーンは。アーティスト同士もそうだしリスナーとアーティスト間もそうかもしれん。それにBETアワードはただの音楽アワードじゃなくてアスリートや役者の部門も設けてあってさ、各々の文化の壁を乗り越えて敬意を払い合う姿にやられるわけ。つーか文化が混じり合ってんだな。
とにかくなんたってみんな肌に染み込んでんだよ音楽が。親父が聴いてたレコードを息子がサンプリングしてヒップホップを作るとかさ、なんて素晴らしいんだろ。美しいとしか言えん。とにかく音楽が好きなんだよな、彼らは日本人の何倍も。親が音楽大好きで子供も音楽大好き！じゃあその息子の子供が音楽大好きにならないわけがないよな。羨ましいよぶっちゃけ。むっちゃくちゃ羨ましい。音楽が必要とされてるんだもの。生活に染み込んでんだもの。日本はまだまだこれからだかんね。
でも望みは捨ててないよ。俺らの子供とか孫とかの世代はもっと文化的に豊かになって欲しいからな。そのためにも俺らやれることだきゃやっておかないと。子孫に怒られるっての。俺たちこの国を豊かにするつもりで音楽やってる。俺は捨て駒でもいい。シーンの人柱になる準備はとっくにできてる。次の世代を育てるためになるべくでっかい壁になってやらねーとな。んでそれを乗り越えてもらわねーと！期待してるぜ若い衆。
でわそろそろこのへんで。こんなに長い文にするつもりなかったんだけどなあ。BETが悪い！笑 つーかこんだけお勧めしたはいいけど普通見れないよなーBET。そしたらなんとマイガールうんちくんがこんなのを教えてくれたどー！BETのオフィシャルHPラシス。チェック！
↓↓↓↓
http://www.bet.com/specials/betawards08/betawards-performers/
そんなこんなで札月ングでした。暇なヤツ、今日ライブ観に来いよ！@ATOM！よろしくでーす。ちゃお。
どこか白けてたりどこかぎこちなかったり、そんなアワードだったら何度も観てる。それがアワードだと思うしコンペティションだと思うから驚きもしねーし。だが今回のBETアワードだきゃ様子が違った。BETはブラックエンターテイメントTVの略。だから当たり前のようにオバマ当選によるポジティブなバイブスが漲っていてさ、会場全体の一体感がパじゃなかった！オバマは来場こそしてなかったが何度もスクリーンにはその姿が映し出され、発言権を持った出演者のほとんどが彼を称えていた。
そんな現場を取り巻く観客がまたさ、あったかいのよ！それがわかってるから受賞したアーティストも必ずファンに感謝をするんだよね。神様、家族、スタッフ、そして何よりもファンのみんなにっつって。そーいうのもいいよね～。美しい！アーティストの幅もポイントだな。現行シーンだけが全てじゃなくて今ある音楽は全て過去の遺産に基づいているというところにフォーカスするのもBETという局ならでは。温故知新！要はアーティストの層が厚過ぎってこと。
それでは俺なりのBETアワード'08の見所を紹介していこう。あらかじめ言っとくけど誰が受賞したとか俺的には全く大事じゃないから省きます、アシカラズ！それ以外を語るスタイルで。つーわけでいきまーす、まず番組の皮切りのショーでいきなりUSHER！うぐぐぐ...華麗！ダンスウマ過ぎ！次元ちげー！素敵過ぎたねー、孤高の佇まいで一本勝ち。そこからやっとこ司会のコメディアンの兄ちゃん登場みたいな。
んでちょっと授賞式を挟んで次のショーは...イェ～ア！プロ～～～ン！フッドを背負って立つ男、YOUNG JEEZY！これがまたさー、ノーギミックもいいとこ！1MCでグイグイ聴かす！さすが「間違いないことしか言わない男」、有無を言わせぬハーコー具合。惚れたぜジージー！でまた授賞式的なものを挟みーので次のショーがジージーの彼女のKEYSHIA COLE！これがまた俺的に今回の山場のひとつ！
ただでさえ俺はキーシャ大っっ好きなんだよ。見た目も歌もチョー好き、俺好み！そんなキーシャのライブがさー、また素晴らしかったんだわ。つーか綺麗になってる！それでまず上がる！細くなったな～、チチでかいのは前からだけどシリめっちゃ綺麗！ずっとシリを見続ける札月。するとなんとQUEEN BITCHことLIL KIMが乱入！ま、また顔変わってる！うぐぐぐ。だがさすがはゲトーガールズ、二人の息はバッチリ！いいショーだったわい。
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またこれが俺大好きな曲なのよ～。もともとPROJECT PATの「CHOOSE U」という曲で使われていたトラックをUGKがリメイク！もちろんビデオも最高。ANDRE3000の結婚式という設定からヤバス！在りし日のPIMP Cも真っ白いファー着てあのヒューストン節を披露してる。受賞スピーチでのBUN Bの振る舞いに涙腺も緩む。「UGK FOR LIFE!」ちなみにBUN B俺とタメ。だから余計好き。おめでとうBUN！俺のベストラッパーリストには必ず載る男。DOPEでDEEPなMCだぜ。
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ふう...そんなとこかな。とにかくねー、俺久々に自覚したなーBLACK MUSICが好きなんだって。そしてなんで邦楽界があまり好きでないかも明確になったな。ノリや音の好みはもちろんだけどやっぱ愛だろ愛！愛が足りんよ日本の音楽シーンは。アーティスト同士もそうだしリスナーとアーティスト間もそうかもしれん。それにBETアワードはただの音楽アワードじゃなくてアスリートや役者の部門も設けてあってさ、各々の文化の壁を乗り越えて敬意を払い合う姿にやられるわけ。つーか文化が混じり合ってんだな。
とにかくなんたってみんな肌に染み込んでんだよ音楽が。親父が聴いてたレコードを息子がサンプリングしてヒップホップを作るとかさ、なんて素晴らしいんだろ。美しいとしか言えん。とにかく音楽が好きなんだよな、彼らは日本人の何倍も。親が音楽大好きで子供も音楽大好き！じゃあその息子の子供が音楽大好きにならないわけがないよな。羨ましいよぶっちゃけ。むっちゃくちゃ羨ましい。音楽が必要とされてるんだもの。生活に染み込んでんだもの。日本はまだまだこれからだかんね。
でも望みは捨ててないよ。俺らの子供とか孫とかの世代はもっと文化的に豊かになって欲しいからな。そのためにも俺らやれることだきゃやっておかないと。子孫に怒られるっての。俺たちこの国を豊かにするつもりで音楽やってる。俺は捨て駒でもいい。シーンの人柱になる準備はとっくにできてる。次の世代を育てるためになるべくでっかい壁になってやらねーとな。んでそれを乗り越えてもらわねーと！期待してるぜ若い衆。
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