KNOWLEDGE。ナレッジ。
知識やね、直訳すると。
昔はMCがMCを批判する時に「ナレッジが足んねーんだよ!」なんて言ったもんだ。
いや、海外の話だけどね。
ここで言うナレッジとは単なる付け焼き刃の「知識」って意味ではない。
生きて培ってきたそいつなりの「価値観」というか...。
「俺はこうやったらこうだったし、結果こう思う」っていう「意見」?
「主張」かな。まあどうとでも言えるのだが。
とにかく人間誰しも持ってる「経験に裏打ちされた知識」ってこと。
だから要は「ナレッジが足りねー」ってことは「中身がねー」ってこった。
言葉遊びや流行り言葉をちりばめて凝ったフローでラップしてもそれだけじゃ響かない。
「ナレッジ」がなければならん。
ヒップホップが「生き様」だと言ったのは誰だか知らんが確実にそうだ。
いつだってヒップホップヘッズは「そいつなりの意見」を求めているからだ。
「そいつなりのモノの見方」を欲している。
それが行き過ぎていようが過激だろうが問題ではない。
要は「フレッシュ」でありさえすればいいのだ。新鮮な思考であれば。
「そんな風に考えたことなかった!」とかさ。
「そんな角度から物事を見たことなかった!」とか思わせたモン勝ち。
ただラップがうまいだけじゃ今時それだけでしょ。
そいつの頭の中に染み込んだものを「うまいラップ」で伝えて欲しいわけよ。
だからSEEDAもANARCHYも話題になってるんじゃん?
ソーユーコト。
その昔USのヒップホップはナレッジの宝庫だった。そういう音楽だった。
「ペンは剣よりも強し」を地でいく音楽だったはずだ。
揺るぎない知識があるからあんなに誇らしげにジャケットに映ってた。
「なんか文句あっか?俺の経験と知識にひれ伏せや!」と言わんばかりに。
また今のヒップホップは当時と違うものだが俺はそれも楽しんでる。
流行は変われど、結局いつの時代もナレッジがなきゃ勝ち上がれない。
「中身がないのは年々否定!」by 般若
んー、タケダ君マチガイナイ!!
つーわけで今日のテーマはKNOWLEDGE、ナレッジでした。
MCに限った話じゃないよね。人間中身が大事っつーか肝心です。
俺も俺にしか出来ない事、ブチかましていきまっせ!
まあ徐々に明かして行きますわい、含み笑いが止まりゃしねー。
乞うご期待!でわまたです。