眠れない夜がある。


そんな時は街に出て飲み明かしてみる。


あっという間に時間は過ぎるし、気絶するように眠れる。


一瞬だけ、すべてを忘れられる。


でも珍しく今日の俺はそうしなかった。


代わりに冷蔵庫を開けて誕生日にもらった手付かずのシャンパンを取り出した。


そしてアナーキーっつーかケンタの書籍「痛みの作文」をアタマから読んだ。


今七時…四時から読んだから三時間で読んだった。


シャンパンはまだボトルの三分の一くらい残ってる。


これを読んでる全員に言いたい。


この本読んどけー!


俺はそれしか言わね。


悔しいから言いたくね。


ムカつくぜケンタ!


喰らっちまったよ。


お前にコンプレックスを持っちまったじゃねーかよ。


でも俺も負けてやんねーもんね。


つーかお前いい男だね、お前の友達で俺は誇らしくなったっつーの。


そしてだから俺はまだ眠れねーじゃねーかよ。


なので今からライムスターの武道館DVDを観る。


まだ寝れなかったらノリキヨとTKCのアルバムを聴く。


我ながら、まだ俺も青い。


時に同業者の動向が俺を勇気付けたりする。


これだからヒップホップは…たまんねー。


じゃまた書くわ。


ラッパーに幸アレ!