フォーラム仙台で濱口竜介の特集をやっていて、

昨日観て来た。

 

濱口竜介監督の映画は、配信されてないものも多いので

こういう時に見ておかないと。

 

ミニシアターが姿を消していく昨今において

フォーラム仙台のような映画館は貴重である。

ずっと残ってほしい。

 

さて、『THE DEPTHS』は何の予備知識もなく観たが、

なんとボーイズラブの話だった。

 

その手の作品が好きな女性にとっては

堪らないのかもしれない。

 

濱口監督の描く男と女の話は

割と好きなんだが、男同士の恋愛となると、

まあ、こういう世界もあるんでしょうな、

くらいの感想しか持てない。

 

濱口監督は何を思ってこの題材を選んだのだろうか。

 

ただ、この手の話に興味がない私でも

嫌悪感はなく、むしろ爽やかさを感じたのは事実。

 

終わりよければすべて良し、っていうけど

この映画もラストは見事。

別々のタクシーに乗った相手に別れを告げられ、

思わず車内からシャッター切る。

それが映画の冒頭につながる。

 

 

 

 

 

 

最近見た映画はこれ

 

Ameba映画部

 

若かりし頃の村上龍は、どうも苦手な作家だった。

 

彼はかつて『すべての男は消耗品である』というタイトルのエッセイを書いており、

その中で、自分は平凡なサラリーマンと違って、小説を書いたり、映画を撮ったり、

いい女と遊んだりしてるか、ってことを挑発的に書き散らしていた。

 

自分の孤独な生活を慰めてくれる本ばかり求めていた私にとっては、

とても彼の文章を読めるものではなかった。

 

また、サッカーで中田英寿がスターだった頃、村上龍は中田と対談本を出したりしていたが

こういったブームに便乗するところも嫌いだった。

 

それで長らく村上龍というのは、私の関心の外にあったのだが、

そんな私も今や46歳になり、村上龍は72歳である。

 

今の私にはもう彼に対するネガティブな感情はない。

好きでも嫌いでもない。

 

『55歳からのハローワーク』は、偶然図書館で目に入った。

この本には5つの短編が収められており、早速最初の二つを読んだが、

どちらもすこぶる面白かった。

小説を読んでこんなに心が震えたのは久しぶりである。

 

一つ目の「結婚相談所」は、60歳を前にして離婚した女性が結婚相手を探す話。

二つ目の「空を飛ぶ夢をもう一度」は、腰痛を堪えながら警備の仕事をして生活を凌ぐ50代の男と、ホームレスに転落した同級生が再会する話。

 

驚くのは凡庸な人々や、ホームレスの暮らし振りが丁寧に、

現実味を持って描かれていることである。

 

若い時は、あんなに庶民の暮らしをバカにしてたのに。

長い作家生活の中で、彼も大分スタイルを変化させてきたらしい。

お肌がきれいな女の人には、

どうしても目を惹かれてしまう。

 

最近、仕事の関係で会った50歳の女性がいた。

その人のお肌がとてもきれいで、びっくりした。

 

お肌だけではなく、お顔も美人だったし、

服のセンスも良かったな。

 

時々、「男って結局若い子が好きなんでしょ」

みたいなことを言う人がいるがそうではない。

 

男はきれいな女の人が好きなのだ。多分。

 

 

好きになる異性のタイプは外見or性格

 

 

 

 

 

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長期出張で3ヶ月ほど東京に来ている。

東京都いっても多摩川を渡れば川崎に行けるという、

大田区の端っこの方。

 

東京に出張に来るのは3回目で、

来る前は休みの日はここへ行こう、あそこに行こう、

なんて考えていたが、いざ来てみると、なんだか腰が重い。

 

外が暑くて、外に出たくないというのは大きい。

ちょっと歩くと、背中のびっしょりと汗をかく。

それで店に入ると今度は冷房が効きすぎて

今度は身体を壊さないか心配になる。

 

それと今住んでいる場所が、

駅からちょっと遠いということもある。

自転車もないので、気軽に出かける気になりにくい。

やっぱり住む場所って大事だよな。

 

そんなこんなで、あと出張期間も4週間くらいになった。

最後の終末は帰る準備になるから、

自由に過ごせる週末もあと3回になってしまった。

 

 

出張での楽しみ

 

 

 

 

 

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人物の描き方がステレオタイプではない。

そこに好感が持てる。

 

物語にも甘さがなく、

現実と格闘した跡が感じ取られる。

 

この映画が地味なストーリーにも関わらず多くの人を惹きつけているのは

2人の主人公が現実に立ち向かう姿勢に、心を打たれるからだろう。

 

ストーリーに甘さはないものの、

ユーモアもちりばめられており、

大ヒットもうなずける完成度。

感服しました。

 

 

 

 

最近見た映画はこれ

 

Ameba映画部