原題:PONTYPOOL
【評価】
★★★☆☆
【あらすじ】
謎のウイルスに感染した田舎町のラジオ局を舞台に描いたシチュエーションホラー。雪深い田舎町で謎のウイルスが発生し、それらは言葉を媒体として町中に広がっていく。ウィルスに感染した住民たちは凶暴化し、刻一刻とラジオ局に迫ってきていた。ラジオ局に取り残されたDJのマジーとスタッフは…。
【コメント】※ネタバレあり
基本ゾンビの姿・グロシーンを排除し、着々と住民達がウィルスに感染し、凶暴化していく様子・緊迫感を、外界と遮断されているラジオ局内に入ってくる情報のみで描くという設定は、興味深いし、不安でもあったが、中盤まではかなり完成度は高かった。
が、しかし、凶暴化した住民達の最初のターゲットとなった医師がなぜか生存していて、そしてなぜかラジオ局に進入してくる辺りから、作品として崩れ始めていったように感じる。その医師によって解明されるウィルスの正体・媒体手段、それを知ってからの生存者達の不可解な言動、そしてラスト・・・
なかなかかわいいアシスタントが、意外とあっさりとウィルスに感染してしまったのは、残念でもある一方、躊躇のなさは気に入った。また、「お日さまへり」のケンの実況中継が最も作品に緊迫感を与えていた。感染者に襲われる少年、その後の少年の実況はなかなかだった。
せっかく中盤までは、設定をうまくいかしていたにも関わらず、終盤は若干視覚要素が加わったこともあってか、作品の基盤がずれてしまったようにも感じる。ただ、「ウィルス」については、イマイチだった。
【予告】
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