2007年2月5日。


妊娠28週目。


8ヶ月にしてゎあまりにも小さな850グラムの男の子が誕生した。



生まれてすぐに抜けなかった糸を取る為麻酔をし糸を取った。

が、麻酔が効く前に切られあまりの痛さに暴れまくり看護婦さん4人に押さえ付けられた。


精神的にも肉体的にも私ゎボロボロだった…。



気がついた頃私の横に旦那さんが座っていた。

『赤ちゃん。ママにそっくりだったょ。』

涙を浮かべて微笑む顔…

妻として女として申し訳ない気持ちで一杯だった。


性別を知らなかった旦那さん。
旦那さんゎ昔から男の子を欲しがっていた。

それを知っていた私ゎ検診で先生に男の子だょ~と言われた時から旦那さんの喜ぶ姿を想像していた……



なのに。



また悲しい思いをさせてしまった…


また涙を流させてしまった…


旦那さんゎ
『稀飛(キリト)君』
と名付けた。



死産の原因ゎ臍の緒の一部が異様に細くなっていてママからの栄養や酸素が上手く行ってなかったのだろうと説明を受けた。

しかしこれで二度目。
子供が欲しいなら不育症の検査をした方が良いとの事。




退院後。
稀飛をお姉ちゃんの明衣が眠るお寺さんへ連れて行った。
…そこでゎ今も仲良く二人並んで眠っている。