今、お世話になってる事業所は、
そんなに大規模ではない。
まぁ、そこが好きなのもあるが…。
大きい事業所は仕事には困らないかもしれないが、何しろ融通が利かない。
これは、介護系に限らず、会社が大きくなるばなるほど、下の意見が届きにくくなる。
これが、ダメになってきた日本の縮図かもしれない。
おべっかい、忖度、接待、裏金…。
これがないと日本では仕事が取れないし、負けになる。
今の若者には通用しないから、古臭い頭のジジィは大変だと思う。
そもそも世襲と言うのが、話にならない。
今月、たまたま具合が悪くなったヘルパーがいて、代替えとしてぶち込まれた。
90歳男性、認知症、独居。
良いも悪いもない、行くしかない。
初日だけサ責と。
サ責も初入室。
2人ともはつ対応。
しかし、とても穏やかで寛容的。
認知症の方って、アンガー傾向かボーっとしてるか、どっちかが多い。
今回の利用者様はとにかく穏やかで、ヘルパー冥利に尽きる。
スポットであるわけで、今日でお別れになる。
長年、ヘルパーをやっていれば、
出会いもあれば、別れもある。
いちいち、感情移入してるわけにはいかないので、ある程度はビジネスと割り切ってる。
でも、なんか今回は少し寂しいな。
どうしてだろう。
7月中旬に入所予定だ。
もう会う事はない。
もう一生会う事はない。
入所しても、健やかに1日でも長く生きていってもらいたい。