㈱オリエンタルランドの2024年Q3決算について、見ていきたいと思います。

(2023年4月~2023年12月)

 

※株初心者の備忘録として、でたらめ書いていますので、

 数字を含めてあんまり信用しないでください。

 

〇会社概要

・言わずと知れたディズニーリゾート等を運営する会社。

・優待でディズニーチケットが貰えるので、個人株主には人気が高いと言われている。

 

〇売上

四半期ごとの売上推移は次のとおり。

 

 

ここ数年コロナの影響で、売上が落ち込んでいた状況であったが、

ようやくコロナ前の水準を超えてきた。

クリスマス時期ということで、Q3は売上が高くなるのだろう。

 

また、チケット価格の値上げを実施することで売上に貢献している。

 

 

入園者数はどうだろうか。

おそらく、Q2とQ4しか入園者数の開示がされていないので、

その推移は次のとおりである。

 

 

24年Q2においても、まだコロナ前の水準まで戻っていない。

入園数の上限も少しずつ戻してくことや、

ディズニーシーの新エリア「ファンタジースプリングス」オープンすることで、

過去の年間3,200万人は、今後超えてくるのではないだろうか。

 

〇BS

Q3のBSはこんな感じ。

 

 

過去の利益により資本が厚いのが分かる。

 

〇CF

四半期ごとのCFが見当たらなかったので、

2023年Q4のときのCFを見ていく。

 

 

投資CFには、定期預金・有価証券の売買が入っていたので、

純粋な事業の投資という観点から、それらの数字を除いた。

 

売上が伸びていることから、今期はさらに営業CFを増やすだろう。

また、今期に1,200億程度の設備投資をすると前期の決算時には言っていた。

その内、半分以上は新エリア開発の投資だ。

この開発が今期で終わり、この潤沢な営業CFはどうするのか。

株価が高いので自社株買いはしにくいと思うので、増配でもするのか。

資金の有効活用するには、次の大規模開発に向けていくのだろうか。

 

〇株価

会社予想の利益1,051億円で今の株価水準だとPER76倍とかなり株価が高い水準である。

ただ、競争力が高く・固定のファン層が強いブランドである。

これからも来場者数が増え、価格も上げられる余地があり、

成長の余地がまだある。

 

では、過去の高い来場者数であった3,256万人まで増えたと仮定して、

最近の来場者一人あたりの売上で計算してみると、売上約7,400億円。

今の利益率で考えると、それでもまだPERは50~60倍ぐらいなのかな。

 

逆にPER20倍の水準まで成長するには、どれくらい来場者・売上・利益が必要なのかと想像してみると、入園者数9,000万人、売上2兆、利益4,000億ぐらいなのでは。

(勝手な計算なので、信じないでください。)

単価の上昇は見込んでないので、単価がある程度増えたとしても、

それでもかなり株価が高く感じる。

 

この会社の成長性は認めても、株価が高くて買えないのであれば、

京成電鉄を使うのも一つの手なのかな。

 

以上、2024年Q3の決算内容を見ていきました。