先日行われた第86回桜花賞に、自分の出資馬であるディアダイヤモンドが出走し12着に敗れた。
競走馬への出資は競馬を始めてから少し経ったあと、勤め先に社台レースホースに入って競走馬へ出資をしている同僚がいたので話をいろいろ聞いてみて始めた。
競走馬への出資決定からどのように育てられ、どのようにデビューを迎え、どのようにレースを勝ち進み、どのように引退を迎えるのかを知ることができ、決して側にいたり、世話をするわけではないが共に歩むことができると感じてとても魅力的なサービスだと感じた。
2023年に初めての一口クラブとなるインゼルサラブレッドクラブへ入会し、2024年にシルクホースクラブ、キャロットクラブへ入会し、あっという間に一口馬主への沼へ落ちていった。
そして今年2026年、一口馬主歴3年(2世代目)で早くもクラシックG1である桜花賞へ挑戦することとなったが、桜の見ごろが終わるのと重なるように儚く散った。
G1へ出走することはもちろん大変なことだと分かってはいるつもりだったが、今回の大敗で頭でではなく肌でG1を獲るということの凄さ、難しさを感じ取れた。
1勝クラス、特別競走、リステッド、重賞、とクラシックG1へ向かうための道はいろいろあるが、どのレースも馬の力はもちろんだが、タイミングが大きなカギを握っている。
本番の日程は決まっており、逆算してどのように目指すかを陣営は考えている。
予定通り勝って次へ駒を進めることができれば自ずと重賞やG1への道が見えて準備をすることができるが、たった1つの敗退でクラシックG1への道を諦めざるを得ない状況も生まれる。
ディアダイヤモンドは2度負けているが、大事な2勝を挙げてなんとか桜花賞への出走をもぎ取った。
しかし、この2敗により桜花賞への準備に充てる時間が少なくなってしまった為、本番へ向けてのレベルアップを進めることができなかった。
桜花賞出走権が与えられるアネモネステークスから桜花賞まで中3週の時間があるが、ほぼ馬体の維持と休息に充てられ、勝つための強化をすることができなかった。
また、若駒故に起こる体調不良やケガなども大きくクラシックG1への道を遠ざける。
ディアダイヤモンドもデビュー、1勝を挙げた時期からクラシック牝馬戦線の王道アルテミスステークスから阪神ジュベナイルフィリーズといったローテーションを想定していたと思うが、アルテミスステークス前に体調を崩し仕切り直しせざるを得なかった。
「無事是名馬」という言葉があるが、無事に成長していくこと、レースをこなしていくことがどれだけ大変なことか。
今年も多くの期待馬が怪我をしてクラシック戦線から遠ざかっていった。
ディアダイヤモンドはPOG本にも取り上げられていた期待の一頭であった為、自分自身もとても期待していた。
育成牧場や調教師からの評価も高く、騎乗したジョッキーからも好印象を持たれる馬で、この仔ならクラシックG1で好成績を残せるかもしれないと思っていた。
全くもって甘かった。甘かったというか分かっていなかった。
恐らく、アネモネステークス→桜花賞と詰めて使ったので放牧してオークスは回避するだろう。
今はライバルたちに大きく差をつけられてしまったが、この一夏をしっかりじっくり使える。
この1ヶ月はディアダイヤモンドも大変だったろうからまずはしっかり休息をとって欲しい。
そして大きく強く成長た姿を秋に見せて欲しい。
桜花賞へ連れて行ってくれてありがとうディアダイヤモンド
一生の思い出の一つとなったよ
(希望としてはまず紫苑ステークスでしっかり結果を残し、秋華賞を獲りに行って欲しい。)