11年ちょっと前に失業していた時期があった。

何をやってもうまくいかず


失業手当をもらうため、職業斡旋所での屈辱にも耐えた

子供のために収入が必要だったから仕方ない


酷い自己嫌悪と劣等感で毎日落ち込んでいたけど

これは何かこの状態でしかできないことがあるんだろうと思い直し

瞑想を始め、インナーワークの本を読み

エイブラハム・ヒックスの「引き寄せの法則」を図書館で借りて、「ザ・シークレット」のムービーも見て、自分が望むことを書いてみた

職種、収入、そして、それが得られた時に自分が貢献すること

収入の希望は少し欲張ったけど、実験だし、それが欲しいものだからと思って


それから数日後、以前実習をした職場から電話がかかってきた

私の電話番号を、普段は見ない引き出しの中から見つけたらしい

仕事のオファーだった

収入もほぼ書いた通り

実はこんなに貰えるはずではなかったんだと後で知った


最初は希望の収入には少し足りなかったけど、数ヶ月で達成

実は、運転免許を持ってない私は正規には雇われないはずだったけど

後で別のマネージャーが運転免許の義務を雇用条件から取ってくれて、面接をちゃんと受けて正規に雇用された

その前から、奇跡や偶然が数々起こっていて

その職場には、正に導かれたという感じだった


これを言って、引き寄せの法則を周りの人たちに勧めたけど、みんなやろうとしないね

失うものなんか何もないのに、何でかなと思うけど


それからは、ここまで鮮やかに望みが叶ったことはないかな

あの時みたいに、望みがハッキリしていないからか

小さな奇跡はたくさん起こってるけど


落ち込んでいた時に、まず助けてくれたのはパウロ・コエーリョの「アルケミスト」

主人公の羊飼いの青年が全財産を盗まれて絶望していた時に、占いの玉によってそれが必然的な体験だと知らされる場面

それを励みに、必死でワークをやった

本当にその通りだったし

全部意味があって起こってるんだと、今は分かる