１２分区町内会防災訓練と「町内会活動はなんのため！」の議論

　昨日（９月２９日）（日）１０：００～１２便区町内会の防災訓練に参加した。道営住宅の向かい側が「みずほ公園」で、街の中の公園にしては大きい公園であり、公園の作りも「防犯面」に配意されていて、全体に見通しの良い「ベンチに座っているだけで、芝生の緑と木々の木漏れ日も気持ちが良い。

　公園の入り口付近の公衆トイレの隣に「１２分区防災倉庫」と表示された大型の倉庫が設置されている。

　区の公園管理の土木センターに１２分区町内会長が掛け合い、「これからの町内会の維持基盤は「防災」と「福祉」の２本柱であり、「いざ！発災」となったときに、高齢者や体の弱い方をどうやって救うか」が大きな課題である。発電機、車椅子、担架、やヘルメット、リヤカー等の防災資器材の保管庫の設置が地域課題である。」ことを粘り強く説明し、豊平区内第１号の大型スチール製防災倉庫の設置が認可されたものである。

　これにならい、本年、「１３分区町内会においても、同規模の大型防災倉庫の設置が認可され、記念の防災訓練を実施という、波及効果もあったところである。

　さて、秋晴れのこの日、４分区会長、１３分区会長、１８分区防災部長も応援に駆け付け、防災訓練を実施した。

　今年は、消防や警察、区等との支援なしの自分たちだけの訓練であった。

　参加人員は約５０名であった。

　消防から配布されている救助機材セットの取り扱い要領、消化器の取り扱い要領、バケツツリレー、車椅子の取り扱い要領、発電機の起動訓練、簡易トイレ便座の取り扱い要領と使用後の処理容量、避難所での隔離用テントの展示、避難所での専有面積（２平方ｍ）と寝袋の体験、災害時に備蓄しておく必要のある「防災セット」の説明を行った。

　また、１２分区町内会長から、「１２分区の自主防災組織」の説明と、発災時の基幹避難場所、一時避難場所等についての講話も行われた。参加者委は、参加賞が渡されていた。

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　訓練終了後の反省会において、12分区の会長他役員数名と４分区、１３分区の会長が懇談した。暑かったので、冷たいお茶とサービスのワイン・ビールをいただいた。

　話題は１２分区の「ハロウイン行事」「防災訓練に炊き出し訓練を追加すべし。」等の意見に始まり、町連全体の運営まで、実のある懇談となった。

　やはり、町連管内の数町内会が消滅の危機にあり、近隣町内会同士の合併論も視野に、検討を開始しなければ等の話題に及んだ。

　「町内会活動を、町内会会員にどう知らしめるか」「何のための町内会か」「町内会存続の意義と重要性をどう理解してもらうか」「若い層にいかに関心を持ってもらうか」「町内会活動や民生委員、保護司、福祉推進員の活度やそれに対する理解を・・・

　なぜ・・・「世のため人のため」の気概であり、人は「支え合う動物で」ある。

　等々・・・ミニ町内会活動活性化協議会と化し、楽しい反省会であった。