摂食障害でいることのメリット | 生きづらさの末に摂食障害になった主婦の回復記録

生きづらさの末に摂食障害になった主婦の回復記録

二児の母の日常を記録していきます。

亡き父がよく使っていたマッチポンプという言葉。

世間ではあまり耳にしないのかもしれませんが
私は自分が拒食症に陥って病院を転々としている時
自分はマッチポンプだと気づきました。

《マッチポンプ》
自分の利益のために意図的に問題を起こし、結果的に報酬や評価などを得ること


報酬や評価=

⭐︎周りから心配してもらえる

⭐︎病気だから仕事もほどほどでいい

⭐︎病気だから現実の問題(ご近所付き合い、ママ友関係、子の学校行事に参加すること)に向き合わなくて良い

⭐︎毒親との関係に向き合わなくていい


、、、のために

病気(拒食による不調)を作っているのかもと思いました。


気づいた当時はここまで詳しく掘り下げられなかったけど

なにか向き合わなきゃいけない問題から逃げるために自ら病気を作っていると気づきました。


そんな風に自分を分析できていても、その泥沼から抜け出すことはできず

気づいた後もどんどん深みにはまっていきました。


摂食脳ってほんとうに怖い。


ではどうしたら良かったのか。


上記の⭐︎の4点が満たされたら

わざわざ拒食という病気になる必要は無かったわけです。


つまり

♡私はいつも周りに愛されていると感じられる

♡自分が働きたいペースで仕事をして満足できる

♡ご近所、ママ友と楽しく交流して、子の学校行事も楽しく参加できる

♡毒親と折り合いをつける


、、、こうなれたらよかった。


でもそれができないからマッチポンプだったわけで。


では当時の自分にどんな対策が取れたのか?


回復してきた今だから言えるのは

『食べる』なんですよね。


ほんと、これに尽きる。


でも当然食べられなかった。

そういう病気だから。


だからどんどん病気の深みにはまりました。


だけど驚くことに

いまは上記の♡の状態になっています。


自分でもほんと驚きの変化ですけどね。


地獄を経験したおかげだと感じています。


怖くても食べ続けてきてよかった、のお話でした。


(家族と一緒に食べるなら

これくらいのおやつはすんなり食べられるようになりました)