僕は昔一匹の犬をかっていました
その犬は足の短い迷い犬
なまえはバロンというメス犬でした
僕が3歳くらいから20歳まで
17年間ともにくらしました
その17年目の夏
バロンはいつもさんぽで通る道がありました
そこにはいつもつながれている大きな犬がいる家
バロンはいつもそこを「私はいつもさんぽしてもらってるだよいいでしょ」
バロン 人が いや犬が悪いなぁ と思うような誇らしげに歩いていました
そのバロンより2、3倍くらい大きな犬はいつも嫉妬するようにほえていたなぁ
でもその日はその家を通ってもその大きな犬はいませんでした
へえ めずらしい さんぽしてもらってるんだぁ
その大きな犬はとてもちいさなおんなのこにさんぽしてもらってました
大きな犬はバロンをみつけました
どんどんバロンに近づいてくるよ
あ、おんなのこ つなはなしちゃった そうだよね あのこには無理だ
そして大きな犬はバロンにちかづいてきた
おお ご挨拶にきたんかい? なかよくな
次の瞬間 バロンは噛まれました
いまおもえばとどめをさすとはこのことかのように
僕はあたまが真っ白になりました
よくおぼえておりませんが必死にバロンから大きな犬をひきはなしました
バロンは背中をかまれたためもうそのじてんで歩けなくなりました
ぼくはバロンを抱いて帰り頭に血が上り暴挙に
その家に行き暴言を
犬がかんりできないいならいぬなんかかうな
そこはちいさなおんなのことおとうさんとおかあさんの三人暮らし
いまおもえばいってはいけない暴言をたくさんはきました
バロンが死んだら許さないからな
その親子はわざわざお店までバロンの見舞いにもきてくれたのに
ぼくはゆるせませんでした
バロンは2ヵ月後この世を去りました
まもなくその親子は引っ越しました
僕は思いました
僕はバロンだけでなくその親子まで不幸にしてしまいました
僕は犬を飼うしかくはないにんげんだと
僕はそれから20年いぬをかえないにんげんになりました つづく

その犬は足の短い迷い犬
なまえはバロンというメス犬でした
僕が3歳くらいから20歳まで
17年間ともにくらしました
その17年目の夏
バロンはいつもさんぽで通る道がありました
そこにはいつもつながれている大きな犬がいる家
バロンはいつもそこを「私はいつもさんぽしてもらってるだよいいでしょ」
バロン 人が いや犬が悪いなぁ と思うような誇らしげに歩いていました
そのバロンより2、3倍くらい大きな犬はいつも嫉妬するようにほえていたなぁ
でもその日はその家を通ってもその大きな犬はいませんでした
へえ めずらしい さんぽしてもらってるんだぁ
その大きな犬はとてもちいさなおんなのこにさんぽしてもらってました
大きな犬はバロンをみつけました
どんどんバロンに近づいてくるよ
あ、おんなのこ つなはなしちゃった そうだよね あのこには無理だ
そして大きな犬はバロンにちかづいてきた
おお ご挨拶にきたんかい? なかよくな
次の瞬間 バロンは噛まれました
いまおもえばとどめをさすとはこのことかのように
僕はあたまが真っ白になりました
よくおぼえておりませんが必死にバロンから大きな犬をひきはなしました
バロンは背中をかまれたためもうそのじてんで歩けなくなりました
ぼくはバロンを抱いて帰り頭に血が上り暴挙に
その家に行き暴言を
犬がかんりできないいならいぬなんかかうな
そこはちいさなおんなのことおとうさんとおかあさんの三人暮らし
いまおもえばいってはいけない暴言をたくさんはきました
バロンが死んだら許さないからな
その親子はわざわざお店までバロンの見舞いにもきてくれたのに
ぼくはゆるせませんでした
バロンは2ヵ月後この世を去りました
まもなくその親子は引っ越しました
僕は思いました
僕はバロンだけでなくその親子まで不幸にしてしまいました
僕は犬を飼うしかくはないにんげんだと
僕はそれから20年いぬをかえないにんげんになりました つづく
