「古着」
と聞いて、げんだいの20代以下の若者達は何を想像するんだろう。
フリマで売られている着古されたポロシャツなのか。
高価買取と前面に押し出す店で売っているロゴTなのか。
何にしろ、手を出しづらいカテゴリーになっているのではないだろうか。
今なら、安くてオシャレな服達は様々なショップで手に入れることができる。
ショップの中にも様々なジャンルが存在し、気に入ったジャンルのアイテムを集めれば、自分なりのコーディネートが完成する。
良い世の中になった。
いや、むしろ世の中で欲しいと思う形ができつつあるということか。
話は逸れたが、私の中の古着とは、
ちょっと入りづらく、薄暗いショップの中でひときわ輝くTシャツでありアロハシャツであり、ショーケースに入れられた501xxなのだ。
今の若者は、古着屋の独特な匂いと、誰とも被らないような、色落ちや褪せ、形に魅せられることを知りえているのか。
あの高揚感を是非、知って欲しい。
体感して欲しいと思う。
少し無愛想な店員も、2.3回足を運べば店員から話しかけてきて、
暇そうな時間に行けば、ちょっと外で一服しよっかぁなどと、趣味趣向の話に花を咲かせ、いつしか行きつけの店になり、こんなん欲しいんだよねと言えば、買い付け後の品出しで、君が好きだと思ってと店頭に出さずに言わずもがなの取り置きをしてくれている関係性ができている。
デニムの顔つき。
Tシャツの古き良きデザイン。
見たこともない色のコンバース、コルテッツ。
アメリカならではの雑貨。
若者よ、古着を知れ。
古着屋を知れ。
