芝と土。
白線の内外。
ベンチとグラウンド。

どちらかに決められる。


球場に足を運ぶと一番に全体像が目に入る。

圧倒的なスケール感と、大声援が体を真正面から押し返す。

振動が目頭を熱くする。

選ばれなかった人間だと思い知らされたのだ。

延長線上にも立つことを許されない。

託すしかないのだ。