08/09シーズン チーム戦力分析~夏の移籍~  #33 | イングランド・プレミアリーグ学

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今シーズン史上初めてトップリーグに上がってきた、通称:タイガースことハル・シティ


どこか野球の阪○タイガースを思い浮かべてしまいますが、そのポテンシャルは未知数です。


しかし、何と開幕からリーグを荒らしてくれており、いわゆる台風の目になっているのは間違いありません。


第7節を終了した時点でなんとチェルシーリヴァプールに次いで位という位置につけています。


更にアウェイでアーセナルに勝ちジャイアント・キリングをやってのけるなど、この勢いは一体どこまで続くのでしょうか。


昨シーズンのチーム戦力は全くわからないし、今シーズンもまだほとんど試合中継が行われていないのでチームの特徴などははっきりしませんが、ここではおもしろそうな選手を紹介していきましょう。


まずは今シーズントットナムからやってきたアンソニー・ガードナーです。


長身で足も速いセンターバックで、イングランド代表の経験もあります。


その能力は申し分ないものですが、彼は非常に故障が多い選手です。


トットナムに加入した当時はソル・キャンベルの代わりとして期待されていましたが、何度もケガをしほとんど出場機会がありませんでした。


エバートンにもローン契約でいたようですが、今シーズンからハルに3年契約で加入しました。


次に注目なのはブラジル代表経験を持つジオバンニです。


昨シーズンまではマンチェスター・Cに在籍しており、その前にはベンフィカバルセロナで活躍していました。


彼の特徴はそのテクニックとゴールセンスでしょう。


アーセナル戦で見せたミドルシュートには度肝を抜かれた人も多いと思います。


ハルの中で間違いなく攻撃の中心で、彼にボールを運ばせてからの攻撃がアーセナル戦では多かったように思います。


そして同じくMFで注目なのはミドルズブラからやってきたジョージ・ボアテンクです。


守備的MFとしてプレミアファンならお馴染みの選手ですが、アストン・ビラで評価を高め、ボロでキャプテンを務めるなどその経験値と闘争心は、今シーズン昇格してきたチームにとって非常に大きな財産になるでしょう。


プレミアリーグで戦っていく上で、弱小チームが強豪に勝つためには、守備をしっかりと固めカウンターを狙うというのが定石ですが、その守備に大きく貢献するのは間違いないでしょう。


ハルにとって最も有益な選手を獲得したと言っても過言ではありません。


FWにはウィガンからローン契約でやってきているマーロン・キングとレンジャーズからやってきたダニエル・クザンに注目です。


二人とも185cmを越える大型のがっちりとしたFWで重戦車のごとく体を張ったプレーを得意とします。


クザンは昨シーズンレンジャーズで26試合に出場し10得点をマークしており、その得点力にも期待されます。


このように小粒ですがなかなか面白味のある選手が揃っているだけに、監督のフィル・ブラウンの手腕によっては残留争いを勝ち抜く事ができるかもしれません。


まぁ、今のところは残留争いとは無縁の位置にいますが、途中で息切れしてこないことを祈るだけですね。


タイガースはシーズンを通して侮れないチームになることができるでしょうか…