出産前は、出産経験のある友人や知り合いに
どんな出産だったかを聞きまくった。
人の数だけ出産ストーリーがあるので
本当に不思議。
自分でも、どんな出産になるか分からない不安と
もうここまできたんだから、無事に産むしかない！という覚悟が
出産予定日近づくにつれて強くなっていったな～。
とにかく、
なるようになるさ～！！って言い聞かせてた。
営業時代、クレーム対応してた時の心境と似てた。笑
結果、出産フルコースだったけど・・・。
以下、出産振り返り。
予定日過ぎてもお腹に変化なく、入院に。
フルコース① バルーンを入れる
コレがまた痛い！
入れる瞬間とにかく痛くて、ひぃーーー！！！ってなった。
バルーンを入れると、陣痛が起こる人もいるようで
この状態で１日を過ごす。
違和感はあるものの、痛みはなく暇な１日を過ごす。
フルコース② もう少し大きなバルーンを入れる
前日入れたバルーンの大きさほどに子宮口は開いたものの
陣痛も来ないし、それ以上に開く気配なし。
なので、もう少し大きなバルーンを入れる。
そして、また激痛が走るんだけど、先生が失敗して
またバルーンを入れ直して再び激痛。
あ、ごめーん！って。 オイコラッ！！
フルコース③ 促進剤を入れる(１日目)
大き目のバルーンと促進剤と併用。
だんだんと定期的な痛みがやってくる。
痛みを例えると、子宮をギューーーーっと握られた痛み。
陣痛は腰が痛いって言うけど、腰は全く痛くなく
とにかく子宮が潰れる～！って思った。
フルコース④ 破水する
急にスイカを叩いたような、風船が割れたような
ポンッっていう音がお腹の中でしたな～って思ったら
ダーーーーっと水が出てきて、破水ってすぐ分かった。
これでいよいよやね！ってなったけど、
子宮口がなかなか開かず。
フルコース⑤ 促進剤を翌日も入れる(２日目)
促進剤をいれるのは９時～１７時。
病院の営業時間と同じ時間に入れられる。
お産になったら、スタッフの確保が必要だから。
１日目の促進剤が終了後は、だんだんと痛みが引いてきて
30分に１回程度、微妙な痛みがくる程度。
でも、痛くて眠れず・・・。
旦那が徹夜で付き添ってくれて、
翌日仕事だし、帰っていいよ？って言ったけど朝までいてくれた。
もし、いてくれなかったら、心細かったなぁと思う。感謝。
すでにかなり体力消耗してたけど
翌日９時になったので、泣く泣く促進剤を再び投入。
また、激痛と闘う。
フルコース⑥ 陣痛起こしながら、階段を昇り降り
２日目の陣痛でも、子宮口が開かず、
赤ちゃんの頭はそこまできてるけど、
開いてないから分娩室にはいけなくて。
もしかすると何か原因があるかもしれないから・・・と診察へ。
２階が分娩室や部屋があって、１階は診察室。
まさかのエレベーターがない！
もう２日間も陣痛で苦しんでボロボロなのに
この状態で１階へ降りろと・・・？
コレがお前らのやり方かー！と叫びたいけど、そんな気力もなく。
降りている途中に陣痛くるし。泣
１階では、診察待ちの人がいっぱい。
もちろん、ボロボロの私は皆様の注目の的。
でも、そんなの気にしている余裕ない！
てか、私の姿・・・
出産待ちのみんなに不安を与えたに違いない。
フルコース⑦ 回旋異常
赤ちゃんは、産道を通りやすいように体の角度を変えながら
回転して出てくるけど、何らかの原因があって
うまく角度を変えられずにいる赤ちゃんも。
子宮口が十分に開いていれば、そのまま自然分娩出来る場合もあるけど
私の場合、子宮口が開いていないし
破水もしてしまっていたので、帝王切開へ・・・と。
ちなみに、破水後４２時間以内に出産しないと
菌が入ってしまうらしい。
フルコース⑧ 帝王切開＋吸引
また、激痛と闘いながら２階へ上って
分娩室まで行かされた・・・。
後は、全裸になって手術台に上がって、
サクッと切って終了。
下半身だけの麻酔だから、会話とかも聞こえる。
先生の趣味のまぐろ釣りの話を聞かされながら、帝王切開。
骨盤に結構食い込んでたみたいで、吸引もプラス。
無事に取り上げられた時の看護師さんたちの第一声。
「わぁ！大きーーーーい！！」
エコーで大体の体重を予測されるんだけど、
200ｇぐらい差があるのがほとんど。
3600ｇだから、まぁ3400ｇくらいかな？でも大きいね～
とか言ってたんだけど、3610ｇもあった。
回旋異常になったのも、うなずける。
そんなこんなで、ようやく出産に終わりがきた。
続きはまた後日。
ではでは～