思うに | 西方十万億土乃皇命

西方十万億土乃皇命

A wanderer former JW

What is the difference between Jehovah's Witnesses and others?
They are the bad Pharisees of the 21st century.

"Vanity of vanities, all is vanity."【King Solomon】

"The world is fake and vain"【Prince Shotoku】

 

自分はなぜJWに反対しているのか

以下、当たり前のことのようながらも、もう一度書き出してみると

 

 

ひとことで言うと・・

「あの信者になっている限り、人と人が隔てられてしまうから」・・か

 

愛すべき友人、知人、親族がまだ相当数なかに居て、自分たちの信仰に無い者と本当に親密にはなれないし・・

 

神の是認の有る無し、楽園に入る入らない、道徳的と放縦かというような観点からしか人を見ない。

見ないからこそ宣教奉仕もしているし、排斥断絶者の忌避もある。

 

そして、「永遠の命を得る」が至上命題で、そのためには組織にすがるしかなく、その大義のためには多少の悪行も許され、「いずれ神が正す」とも言うけれど、組織の悪は度を越している。

 

個人は失敗することもあるが、組織はいつでも神の是認の下にあるとも・・

そうして統治体の悪行をチェックしてあげる人は誰もいなくなった。

 

まるで、子供のわがままのように、自分から改善の道を断った。

あとは暴走するばかりで行方は知れない。

「ものみの塔」よ、どこに行く?

 

それでも、相変わらず「エホバの証人であるかないか」という見方、考え方に固執し続ける友人、知人、親族は非常に厄介で、同じ人間として付き合うことも、心からの話もできはしない。

それも一重に、あの組織の隠蔽と洗脳に原因がある。

 

わたしとしては、同じ人間と見做してゆきたいし、腹蔵なく話もしたい。一緒に生きてゆくために・・

だが、いまは人質として失われた人々なのだ。(胸にリボンでも付けたい気分だ)

 

では「ものみの塔」なり「エホバの証人」なりのこの宗教とは、いったい何なのだろう?

 

自分はかつて「活発な証人」であったから、組織に固執する人々の気持ちを推し測ることができる。

「永遠の命」というものがあれば、なるほどたいへんな価値がある。

死なないでそうなれれば尚更だ。けれども

 

そこで問題は

その命がまったく得難いものだからと言って、奴隷のようにされるべきか?

言われるままになり、判断を捨て、自分や家族の人格を差し出すまでなるのか?

他の人々を見下すような反社会性を自分に許して良いのか?

永遠の命には代価があって、奉仕、集会、従順でなければならない?

   だれかに利用されているのでは???

 

イエスは『その実によって見分ける』と言われた。つまり『偽預言者』を・・

わたしは「活発な証人」であったときに、他ならぬこの組織からこの聖句の適用を学び

研究生やほかの人々にも胸を張ってこう言ってきた

「どんな宗教でも、口で言うことではなく、その行いの実を見て良いか悪かの判断ができます」

 

兵役拒否の投獄や武道の授業の拒否やら、それが「行いの実」だと信じて、この宗教組織だけが神に是認されていると本気で思って来た。(恥ずかしい)

 

今、そうではないことが、自分にははっきりとしている。

組織のしていることは「放蕩の下劣なよどみ」に達しているし、正義の名を騙ってコソコソと悪を積み重ねてきたのだ。教理は勿論破綻しているし、年代予告はもう意味も無い。

その教えで証人は却って悪い人格を表す、上層部になると余計にひどくなる。

 

この世との差別化の数々、輸血や選挙や・・

それをしなかったからといって、人間としてどれほど変わるのだろうか?

かえって威張ってないか?

 

自分の「義」は崩れ果てた。

ものみの塔という「正義」は傾きかけた砂上の楼閣。

 

残っている人々が良いつもりで「永遠の命」に固執しているのなら、何とか誤解を解いて貰いたい。

 

もちろん、それでも残りたいというなら、仕方ない。

しかし、組織の実態を知ってなお残るというのは、確信犯的でどうしようもない人だろうと思える。

 

しかし、あの情報統制は何だろう?

この宗教組織をイエスの言葉にしたがって自分で判断させるために、「その実を見分ける」こともさせないとは、どういうことだろう?

もう、あの組織は自分たちの「行いの実」を見せるわけにゆかないのか?

中に居る組織依存の人々が知ればあまりのショックだろうし、もう見せられないのだろう。

 

 

だがせめて、本人が様々な情報に触れて、自分で吟味させなかったら、ヒトラーやスターリンや毛沢東や北朝鮮のようではないか?

 

 

 

これだな!

自分は、このような圧制と戦おうとして少しでもできることをしようとしている。

自分でうそをついていながら、実態を「背教者のうそだ」と言う組織、「エホバはこう言っている」など託宣を告げるかのようにして、従順な人から時間も労力も財産も巻き上げる統治体から、以前の仲間のために何とかしたいのだ。

 

 

今のものみの塔は信者を騙して騙して、行けるところまでは行こうという程度の目標しかない。それは邪悪だと思う!巨悪だとも思う!

 

この組織は、批判されると「背教者の嘘」としか言わない。釈明もしない・・

戒厳令下の独裁体制になっていて、信者の目と耳をふさぐことでしか、正しさを示せないという危機にある。

だから、改善を期待することはほとんど絶望的で

逃げ出す以外にないし、そうしないと組織と一緒に後ろ指さされ兼ねない。

 

そこで、愛すべき以前の仲間たちを「救う」と言えば傲慢だろうが

せめて、実態だけでも知ってもらいたい!

あとは本人が決めたら良い。何も他の宗教に入れなど勿論言わない。互助会なら自分たちでも作れるじゃないか。忌避も搾取もないような

 

確かに、「永遠の命」が本当にあるなら、それは大事だとも思うけれども

それを与えるのが、まるで組織であるかのように錯覚させられ、組織に留まるのが条件であるかのように信じ込まされている依存症の姿は情けない!

 

本当に神が居たら、ニンジンをつるして、人を奴隷化するだろうか?

そんな必要が神にあるのか?また、神とはそんなものか?

それではまるで統治体のようではないか!冒涜だ。

そうだ!あのひどい統治体に従うことそのものが、神への冒涜行為になっているぞ!

自分を痛めつけ、神も愚弄するとは・・・・

 

だから

証人が信仰と思っているものも強欲でしかないのでは?

永遠の命が欲しい?仲間を失いたくない?人の上に立ちたい?神の是認?

なら、「エホバの証人」とは、何とみっともない!

そこを付け込まれたか!

 

彼らを大切に思えばこそ、せめて組織の実態だけでも知らせたいのだが

忌避の壁が厚く立ちはだかって、どうもうまくゆかない・・

人格の隔ての壁・・収容所の、ゲットーの

歴史は反対側で繰り返される

 

何とかならないものか!

 

邪悪で破廉恥な塔よ

もう、これは自発的寄付で建ってない。

「やもめの家を食い荒らす」

貧しき者からの強奪の塔なのだ!

「ハルマゲドンにも耐えられる建物」を造るより

神の怒りを被らない人格を培うつもりはないのかっ!

 

あの組織の被害はもう大き過ぎて、蓄財をすべてはたいても、償うには足らない。

だから、統治体もどうしてよいやらわからないのかも知れない。

もう破船した宗教組織のさまよいなのだ。

 

さて、今年!

何か起こらないか?

分厚い壁もあちこちが破れて来ないか・・

 

できることを自分なりにでもやってゆこうと思う。

用心しつつも

 

そうだ!

何か起こったときに迎え入れられるようなことを考えておこう。