母の日
子供の頃、
母と2人でベンチでバスを待っていると
ヤンキー3人組が話しかけてきました。
明らかにガラの悪い感じ。
「すいませーん、
お金貸してもらえませんかー?
財布落としちゃってえー」
小さなわたしは怖くて
きゅっと心が縮まって
母がどうするか見守りました。
お母さん、どうするんやろ…
すると母は、とても涼しげな笑顔で
ヤンキーに向かって
爽やかに
でも、凛として言いました。
「とてもお困りのようには見えませんけど✨」
ヤンキーはそれを聞いて
極まり悪そうにニヤニヤしながら
退散していきました。
「お母さん、なんで貸せへんかったん?
怖くなかったん?」
母が答えました。
「お父さんが働いてくれたお金やもん。
守らなあかんから✨」
子供ながらに
なんて素敵な人なんだろうと思いました。
こんな人になりたい。
そこからずっと
1番尊敬する女性
お母さん、産んでくれてありがとう
わたしの幸せを自分の幸せのように
喜んでくれて
間違えたら全力で怒ってくれ
たくさんの手作りのお菓子を
ずっと作ってくれてありがとう
お弁当を毎日、手作りで
何年も作ってくれてありがとう
なにがあっても
味方でいてくれてありがとう
たくさんの愛をありがとう
お願いがあります
一生、生きていて欲しいです。
たくさんの恩返しができますように
✨✨✨✨✨✨✨✨