前回からの引継ぎ『森博嗣』

連想としては一切展開していないけれど,
森博嗣の話題を次にいつ引っ張ってこれるかどうかわからないので,
この際,連続で紹介させていただく.

θは遊んでくれたよ

はGシリーズ(S&Mシリーズ,Vシリーズからの引継ぎ)の第2作目であるので,
とりあえず氏のデビュー作からきちんと読もうと思った作品が,

すべてがFになる―THE PERFECT INSIDER (講談社文庫)/森 博嗣
¥770
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である.
良くも悪くも氏の作品が“理系ミステリ”と呼ばれるようになったきっかけの作品.


一体この本の読者の何割の人が「バイト」だとか「if文」,
「変数型」などの言葉を知っているのだろうか…,
と不安にもなるがそんなことはお構いなし,そして知らないなら知らないでOKなところがすごい.

タイトルでもある「F」は本編密室のトリックの重要な鍵を握るのだが,
それも果たして最後まで読んですんなり理解できる人がどれだけいることやら….


主人公である犀川助教授と西之園萌絵コンビの会話が面白い.

萌絵ちゃんみたいな女の子は工学部にいてもなかなか目にかかれないけど,
犀川先生ぐらい変わっていて,頭の切れる人っていうのが
理系大学には本当にいるんだな・・・いや,マジで.