

田んぼの最終整理、藁束の片付け。
山と積み上げた藁は4分の1ほどが12、3束ずつに丸めた特大藁束(こうやって丸めることをここらでは「丸ける」と言う)。
この特大20数束は一輪車に載せて家まで3往復。
残り4分の3の藁束は田んぼのあちこち5、6か所に分散させ、一か所ずつ座り込んで「押し切り」で10cm程度に切っていく。
「押し切り」とはよく言ったもの。まさに、押して切る。単純な小農具だけれど、コンバインを使わない我が家ではこれがなければ藁が片付かない。
といっても、この押し切りは近所のお宅から借りたもの。自前の押し切りがほしいが、なかなか買う踏ん切りがつかない。
(いつか、もう使わないお宅から譲ってもらえるかもしれないので)
切った藁は箕に入れて田んぼ全体に散らしてまわる。
田んぼから採れたものを、全量ではないけれど、田んぼに返す。この藁が来年のお米の大事な肥料になると思えば楽しい作業だ。
この後、大家農家さんがトラクターで藁をすきこんでくれることになっている。
そしたら、田んぼもいよいよ静かな秋冬を迎えて、人間に邪魔されることなく春先まで眠りにつくことができる。