所属している八ヶ岳南麓日本みつばちの会では、蜜源植物として有力な赤蕎麦の栽培を奨励していて、会員に種を配布もしてくれる。養蜂とは究極の自然との共生であり、人はミツバチから蜜をいただくだけでなく、彼らにお返しをしなければと考えているからだ。
会をあげて、赤蕎麦の栽培だけでなく、蜜源になる樹木を中心にした里山植樹活動も始めている。
赤蕎麦は晩生で、8月蒔き、霜が降りた11月中旬刈り取り。花が少なくなる秋に開花するから、ミツバチさんたちの花蜜の確保になる。
しかも、やさしい濃ピンク色の花は秋のお花見というにふさわしい美しさだ。
我が家でも分けていただいた種で2年続いて栽培してきたが、白蕎麦の産地に近くはないものの、特に離れてもいないために、どうしても交雑が進み、年を追うごとに白い花が混じってきた。
(理想としては、白・赤は3キロ離れていることが望ましい)
蕎麦粉に挽くにはなんの問題もないが、蜜源として活用するにはやはり赤花でないと。
で、来年の種用に、今年、純粋赤蕎麦の種を畑いっぱいに蒔いた会員さんのところで刈り取らせてもらった。
霜が降りて、赤蕎麦は全倒伏。できるだけ種がこぼれ落ちないようにソーッと刈って持ち帰り、日に干して、トントン、トントン、脱穀に取り掛かっている。
収量は白蕎麦の約3分の1しかないけれど、白蕎麦に比べてガンの抗活性酵素が100倍もあるとされている赤蕎麦。
人間用には、最低限年越し蕎麦が打てれば十分。なによりもミツバチさんたちのために、これからも蒔いていこう。