イメージ 1日本ミツバチの会の採蜜週間が始まった。今日から来月14日まで、各地の会員宅で採蜜が行われる。

トップバッターのお宅は庭や周辺に蜜源植物が豊富。すぐ近くの畑に蒔いた赤蕎麦が美しい盛り。

5月末から飼い始めた1群が元気な上にも元気で、巣板が前の蓋にくっつきそう、ミツバチが巣箱に入りきれず、外にあふれ出ている、早く採蜜したいと言っていたお宅だ。

ミツバチがいる巣箱の前蓋を少しこじあけて、ドライヤーの冷風や息を吹きかけ、ミツバチを奥のほうに押しやった後、蓋をはずして新しい巣箱と連結する。

巣箱内部は巣板がびっちり。見学者の間からため息と歓声が。巣板に用心深く切れ目を入れ、1枚ずつソーッと手ではさんで取り出していく。

蜜にミツバチの羽根がつくとミツバチは飛べなくなるので、絶えず息や冷風を吹きかけて、巣箱の奥へ、奥へと追いやる。蜜が垂れた床は水で濡らしたタオルでしょっちゅう拭いてきれいにする。

巣板をほとんど取り去った後は、連結部分にミツバチがいっぱい溜まっているので、また風を送り込んで、その奥の新しい巣箱に追いやる。

ほとんどのミツバチが新しい巣箱に引越しを終えたら、蓋を取り付け、ハチマイッターをつけて終了だ。

採蜜前に巣箱の重さを量ると37、5kg。採蜜後は10kg。差し引き27,5kgの蜜が採れたことになる。バケツ2つに巣板がいっぱい。

この後、巣板の貯蜜部分の蓋をそぎ取って漉し布とザルの上に開けポトポトと自然に、ゆっくり時間をかけて垂らす。純粋の垂れ蜜。栄光のと呼びたいほどの琥珀色の垂れ蜜だ。

自然とミツバチが蜜を集めるシステムとの底知れない緻密さ、豊かさには感動するばかり。