イメージ 1 東京ビッグサイトで開催された(25・26日)第4回『アグリフードEXPO2009』(主催・JFC 日本政策金融公庫)に行った。目的は個人的関心と取材&情報収集。

プロ農業者たちの国産農産物・展示商談会だ。
イメージ 2「国産」にこだわり、「農と食」をつなぐ試みの1つ。出店は529社。ビジネス商談会なので、バイヤー中心に関係者1万~1万1000名ほどが来場する見込みということだった。

「大地堂」という滋賀県日野町のパン屋さんが出店している横を通りかかったら、不思議な麦が目に入った。背が高く、殻がとても頑丈で、触るともったりしている。

ディンケル小麦とある(英名はスペルト)。古代小麦とのこと。同じく古代小麦の「カムット」とどう違うのか、そこにいた生産者の廣瀬敬一郎さんに尋ねると、「カムットの次の代の古代小麦」との答え。日本でディンケル小麦を栽培しているのは、おそらく自分だけとも。

そのディンケル小麦の製品の1つ「石臼挽きディンケル小麦全粒粉ホットケーキミックス」で焼いたホットケーキを試食したら、

もうびっくり。おいしくて!

廣瀬さんは2000年から農業を始め、2005年、日野町で(あの日野菜が特産の町だ)日本初の販売目的でディンケル小麦の栽培に取り組み始めた。種はドイツから取り寄せたとのこと。気候風土の違う日本での栽培技術を模索しながら、2007年に栽培に成功したという。

カムット小麦はまだ見ぬ幻の小麦だが、ディンケル小麦をこうやって見て触って味わえたことで、やおら古代小麦に興味が湧いてきた。

いただいた「ホットケーキミックス」は、晴天の朝、烏骨鶏の卵で溶いて、心を鎮めて、ゆっくりと焼いてみようと思う。