8月が雨で始まった。庭の秋草を摘み、盆提灯を飾る。
正式な飾り方からはほど遠いが、気持ちだけはご先祖様に対して開いておく。
この盆提灯という様式美。自然に寄り添う人間の営みの昇華の姿ともいえる。
真ん中の仏さまは昔から家にあったもの。
広隆寺の弥勒菩薩の例ではないけれど、
何歳ぐらいのときだったか、この仏さまに見惚れて、近づいて、触って、右手の御指を折ってしまった覚えがある。
だれが、いつ、どうやって修復したのかはまるで覚えがない。
タンタンの朝の散歩で、道端の草むらの中に見つけた赤いほうずきも飾った。