イメージ 1庭に百匁柿の老木がある。とんがった大ぶりの柿。1匁=約3,75グラムだから、百匁で約375グラム。そのくらい大きい柿ということだ。

重いだけあって、落ちやすい。夏過ぎからボトッ、ボトッと落ち始める。干し柿作りのことを考えると、あーあ、また落ちたか… とがっくりするが、今頃だと、落ちてもうれしい。

そのままですばらしいデザートになるのだ。樹上で完熟しているから、甘く、トロトロ。拾って、スプーンですくって食べるだけ。

イメージ 2ただし、落ちて時間がたつと、虫も寄ってくるし、形も崩れてしまう。ちょくちょく樹の下に行っては、あたりを見回して、いそいそと拾う。

ある友人にご馳走したら、自然がくれる最高のデザートだ、どんなパティシェが作るケーキよりおいしいんじゃないかと喜んでくれた。

別の友人は、おいしい、もう1つ食べてもいい? と2個平らげてくれた。

百匁柿は枯れ葉も見事だ。大きく、厚く、見飽きない微妙な色合い。葉っぱも拾って、柿デザートの下に敷くと、なお味わいが増す。