昨日の朝、日本みつばちの巣箱の出入り口に設置してあるハチマイッターを取り外した。分封捕捉群を引き取って、丸2週間。女王蜂が逃げ出さないために、10日~2週間は設置しておくようにとの指示通りにした。
取り外したとたんに群ごと逃げ出すんじゃないかと心配だったが、女王蜂が外に交尾飛行に出かけられないと産卵もできないので、取り外すしかない。
ガムテープで貼り付けていたから、はがすのに時間がかかった。みつばちはブンブン唸ってまわりを飛ぶし、巣箱の中からはなんだか威嚇音みたいな音が聞こえるし。ああ、こわ。
取り外してしばらく、みつばちは戸惑っていたようだった。巣箱の中から、1、2匹ずつしか出てこない。
出入り口の前に板を渡して、緩衝地帯というか、ステージを作ってやったら、そのうち、いつものようにたくさんのみつばちが姿を現し、いつものように飛び出して行った。
女王蜂も交尾飛行に出かけたことを願いたいが、昨日も雨模様だったから、どうだろうか…
『ニホンミツバチ 北限のApis cerana』(海ゆう舎・佐々木正己著)で知ったことだが、日本みつばちの交尾は、目立つ木の梢の上で行われるらしい。
(↓ ニホンミツバチとセイヨウミツバチの交尾場所の違い p.140)
「空中での交接が成功し、射精が行われた瞬間、雄のからだは硬直し、もちろん羽ばたきも止まってしまう。女王がそんな雄をひっぱって飛ぶうちに、間もなく生殖器の一部だけがちぎれて女王蜂側に残り、雄は失神したまま地上に落ちて死ぬ」(p.141)
おおお… 我が庭に置いたたった1つの巣箱の背後に、こんなすさまじい世界があるのか…