イメージ 1切るにしのびない庭の大木、チャボヒバを切った。ごめん、ごめんと心のうちでつぶやき、塩をまいた。茶ヒバは黙って倒れた。

茅葺きの家が焼けて、一家で東京に出ていった後、荒れ果てていた敷地。戻ってきて、小さな家を建ててから、周りを見回すと、さまざまな問題があることに気づいた。

水路に面した石垣、黒竹がはびこりすぎて、根が石垣のすき間に入り込んでいる。数箇所で石組みがずれている。

イメージ 2大きくなりすぎ、はるか背も高くなりすぎたチャボヒバ2本。

昔の写真では、隣のモミジとさほど変わらないのに(画像右 3本並んだ木の右端)。

この根っこも石垣を押しているようだ。放っておけば、石垣は、いずれ崩れて、水路をふさいで
しまう。水路は、農業用水だ。修理と今後のためには、チャボヒバを切る必要があった。
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庭師さんがチェーンソーを当てる。樹を倒したい方向に手伝いのNさんがいて、樹の上のほうと
を結んだ縄を引っ張る。倒れた樹の枝を払い、幹を輪切りにしていく。樹の匂いが漂う。
断ち切った命。無にせず、最後まで使うには、どうしたらいいだろう。
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庭師さんが年輪を数えた。140~150年だとのこと。直径は48cm×39cmあった。江戸の末期に植
えられて、当地で、延々、この日まで生きてきた。チャボヒバに、合掌。