アプローチに置いた睡蓮鉢で、おととい、睡蓮が花開いた。昨日、知人が、稲の苗束を持ってきてくれ、睡蓮鉢に入れた。それで、ここは、田んぼになった。ごくごく小さい、隔離田んぼ。
田んぼを舞台にしたイベントが、全国各地にある。自分たちで田植えや稲刈りをする。とれたおコメは、購入したり、餅つきをしたり、お酒を作ったりする。(お酒の場合は、醸造所が仕込んでくれるが)
知人は、数年前から、自分たちブランドのお酒を作るイベントに参加している。昨日の苗束は、酒米の田植えをしたおすそ分け。今年で2回目だ。
去年も、田植えの帰りに、苗束持参で寄ってくれた。が、植える田んぼがない。どうしよう、どうしようと、見回したら、睡蓮鉢が目に入った。ともかくも、水があるところにと、投げ込んだ。
ほかに移しようもなく、結局ずっとそのまま。枯れることなく、やがて稲穂が垂れ、お米粒が実った。昨秋、今度は稲刈りをしてきた知人、また寄ってくれ、稲穂を見て、ニコニコ。それで、今年もまた持ってきてくれたというわけだ。
メダカが睡蓮と同居している。苗束の根に、卵を産みつけて、増える。田植え時には、カエルが来て、鉢の縁でしきりに鳴く。樹上に実るアンズが、時々、落下する。苦肉の策が、おのずからなるバランスに変わった。ここに、水があったればこそ。