…今日は多摩川の花火大会。
あの頃、私はマンガのNANAのハチ子にそっくりだね、と言われていました。
似ているなと感じるところもあったので、嬉しく受け止めていました。
けれど、ハチ子という人生ではなく、私は私の人生を歩き、
佑介との幸せな人生を、思い描いていました。
…たとえば、多摩川の河川敷。
ハチ子は、大好きな人のために身を引き、
将来、娘の手をとり、2人で河川敷を歩く。
けれど、私はいつか、子供の手を引きながら、佑介と3人で歩く。
そう信じて疑わなかった、あの頃…
…そして今、私は1人、河川敷を歩く。 夢を見ながら。
今はもう、佑介も、かをるも、いない。
運命だったのかな? それとも、運命のいたずらだったのかな?
…いや、私が、佑介が、すべて選んで歩いている人生。
…あの時、一緒に花火をみて、一瞬の輝きに想いと未来を重ねたように。
今も私は、一瞬の煌きに想いを託しています。
かをる。
今、幸せな夢の中にいますか?
一瞬のきらめく光の中に込めたママの想い、…届きましたか?
佑介。
私の想い、身勝手だけれど…
時間を越えて、未来のあなたに、どうか届きますように…